劇団・ハイバイの20周年公演『て』の出演者と公演概要が決定した。
劇団の主宰であり、作 / 演出を務める岩井秀人の実の家族をモデルにした同作は、祖母の認知症をきっかけに再集合した家族が過去の関係を清算しきれず、お互いの分かり合えなさに沈んでいく様を描いた厚みある悲喜劇。2008年の初演から多くの再演が重ねられ、劇団の20周年にあたる今回は「完全版」としてキャストを一新し上映されることとなった。
公演は12月19日(木)から29日(日)まで劇団初となる東京・下北沢の本多劇場、2025年1月8日(水)から9日(木)まで富山の富山オーバード・ホール 中ホール、18日(土)に高知・高知県立県民文化ホール グリーンホール、2月1日(土)から2日(日)まで兵庫・西宮の兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールで開催。
ハイバイ20周年『て』
作・演出:岩井秀人
出演:大倉孝二 伊勢佳世 田村健太郎 後藤剛範 川上友里 藤谷理子 板垣雄亮
岡本昌也 梅里アーツ 乙木瓜広 / 岩井秀人 小松和重
[公演日程]
東京公演:2024年12月19日(木)〜29日(日) 本多劇場
富山公演:2025年1月8日(水)・9日(木) 富山オーバード・ホール 中ホール
高知公演:2025年1月18日(土) 高知県立県民文化ホール グリーンホール
兵庫公演:2025年2月1日(土)・2日(日) 兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
企画・製作:株式会社WARE
公式HP https://hi-bye.net/
あらすじ
山田家の4人兄妹は、かつて自分たちに手を上げていた横暴な父の元を離れ暮らしていたが、母方の祖母の認知症をきっかけに、実家に再集合した。
父の過去の暴力について騒ぐ次男。それについて一向に触れようとしない長男。
「あれから時間も経ってるから、家族をやりなおそう」と希望を見せる長女。
そして兄妹たちが祖母の家に集まる。
酒に酔った父の発言を元に、山田家に再び、暗く熱を持った活気が蘇ってくる。