米フェス『ロラパルーザ』に注目。アジアからStray Kids、YOASOBI、花冷え。ら出演

現地時間8月1日（木）から4日（日）にかけてアメリカ・シカゴで行われる音楽フェスティバル『Lollapalooza』（ロラパルーザ）のヘッドライナーに韓国のStray Kidsが決定。また、同じく韓国からIVE、国内からYOASOBI、花冷え。が出演する。

『Lollapalooza』は、『Coachella』（コーチェラ）、『Bonnaroo』（ボナルー）と並ぶ、アメリカ野外3大フェスのひとつ。シカゴの大規模公園・Grant Parkを会場にして開催され、オルタナティブロックからパンクロック、ヒップホップといった多種多様なジャンルのミュージシャンが参加する他、ダンスパフォーマンスなどの公演も行われていることが特徴。

1991年にJane’s Addictionのボーカル、ペリー・ファレル（Perry Farrell）が、バンドの解散ツアーの代わりに、多くのバンドを率いて北米各地をフェスティバルの形で回ったことが始まりで、休止や再編を経て2005年からはシカゴで開催。2011年以降は南米、2015年以降はヨーロッパでも開催され、コロナ禍前の2019年には7都市で開催されている。国内からはこれまで、2010年にX JAPAN、2023年にBAND-MAIDが出演、2019年チリでの開催時には東京スカパラダイスオーケストラが出演を果たした。

今回ヘッドライナーとして抜擢されたStray Kidsは、韓国の8人組ボーイズグループ。2PMやTWICEらを輩出したJYPエンターテインメントに所属しており、デビュー前から現在まで、ほぼ全ての楽曲の作詞、作曲、プロデュースをメンバー自らが手がけている。2018年3月にミニアルバム『I am NOT』でデビューを果たし、翌年には、早くもワールドツアー『UNVEIL TOUR ‘I am…’』を敢行。各国でソールドアウトとなり、世界で高い注目と反響を集めている。2020年3月にはベストアルバム『SKZ2020』で日本デビューを果たした。

IVEは韓国出身メンバー5名、日本出身メンバー1名の6名で構成されるガールズグループ。LE SSERAFIM、NewJeansらと共に韓国の第4世代ガールズグループブームを牽引している。日本においては2022年10月にリリースしたデビューシングル『ELEVEN -Japanese ver.-』がオリコンデイリーランキング1位を獲得。同年末には『第73回NHK紅白歌合戦』に出場。2023年5月には日本1st EP『WAVE』をリリース。自身初のオリコン週間ランキング1位を獲得し、初の日本オリジナルタイトル曲”WAVE”はMVの再生回数が2000万回を突破している。

YOASOBIは、ボーカロイドプロデューサーのAyaseとシンガーソングライターのikura（幾田りら）により2019年10月に結成された音楽ユニット。ソニーミュージックが運営する小説＆イラスト投稿サイト「monogatary.com」に投稿された小説を音楽にするプロジェクトから誕生した。星野舞夜の小説『タナトスの誘惑』を原作とした1stシングル”夜に駆ける”のMVは再生回数2.7億回を突破、アニメ『【推しの子】』のオープニングテーマ”アイドル”は4.5億回を突破するなど、今や日本を代表するアーティストとなっている。2024年4月には、『Coachella』への出演も決定している。

花冷え。は2015年に中学校からの同級生で活動開始。メタルコア、ハードコアを昇華させたオリジナルジャンル「原宿コア」を核に、秋葉原カルチャーをも内包したハイブリッドガールズバンド。YouTubeやTikTokで海外ファンを中心に人気を集めており、その世界観は「HARAJUKU CORE」と形容されている。2023年にはアルバム『来世は偉人！』でメジャーデビューし、16ヵ国を巡る世界ツアーを敢行。2024年には世界各国の『Rolling Stone』誌がアーティストを選出する「Future of Music」の日本代表25組に選ばれるなど、現在進行形で注目を集めている。

『Lollapalooza 2024』のチケットは、公式サイトにて販売中。