2月2日(金)に全国公開される映画『ストップ・メイキング・センス 4Kレストア』(原題:Stop Making Sense)の本編映像第2弾が公開された。
『羊たちの沈黙』のジョナサン・デミが監督を務めた同作は、1983年12月にハリウッドのパンテージシアターで開催されたTalking Headsのライブを収めた映画。日本では1985年に初公開され、これまで何度かの再上映が行われてきたが、1992年から眠っていたネガをもとに、A24が4Kレストア版としてよみがえらせた。
公開された映像は、キーボードのバーニー・ウォレル、ギター / ヴォーカルのアレックス・ウィアーを加えた総勢9名が揃い、前半のハイライトでもある”Burning Down the House”が演奏されるシーン。印象的なイントロのフレーズが流れた瞬間に観客のボルテージが一気に高まり、グルーヴ豊かなステージが展開される。
同作の音声修復はTalking Headsのキーボード / ギターを務めたジェリー・ハリスンが自ら行っている。ハリスンは「多くの場合、人々は新しい技術に興奮するあまり、原型を操作してしまい、以前のようなクラシックなサウンドではなくなってしまう。昔はこうだったという感覚を失わずに技術を使うのがコツで、私たちはそれを達成できたと思う」と語っている。
なお、1月31日(水)にはA24が企画する『ストップ・メイキング・センス』のトリビュートアルバムより、Paramoreがカバーする”Burning Down the House”が配信リリースされている。