9月8日(金)発売の雑誌『Casa BRUTUS』10月号に平手友梨奈が登場。特集「アートを巡る秋の旅。」で、石川県の金沢と奥能登を訪ねた。
『Casa BRUTUS』恒例の特集「アートを巡る旅。」に平手が登場するのは3度目。2019年8月号では直島をはじめとした瀬戸内の島々で開催される『瀬戸内国際芸術祭』、2021年9月号では新潟県「越後妻有 大地の芸術祭の里」を訪ねてきた。
平手は今回、金沢21世紀美術館の人気作品『スイミング・プール』や、2020年に開館した私設美術館・KAMU kanazawaの『インフィニット・ステアケース』などを金沢で体験。奥能登でも、9月23日(土)より珠洲市全域で開催される 『奥能登国際芸術祭2023』のアート作品を巡っており、56ページにおよぶ特集で30作品に触れている。


表紙となったのは、『奥能登国際芸術祭2023』で展示されている塩田千春の『時を運ぶ船』。かつて、奥能登で塩作りの技術を守ってきた人たちの歴史や記憶を、空間に張り巡らせた赤い糸で表現している。
金沢も奥能登も訪れたのは初めてのことです。
〈金沢 21 世紀美術館〉の撮影は休館日だったのですが、 それにもかかわらずたくさんの方が訪れていたのにはビックリしました。 さすが”街に開かれた公園のような美術館”ですね……!
奥能登を訪れる機会はなかなか多くはないと思いますし、〈スズ・シアター・ミュージアム〉のレトロな空間は本当に新鮮でした。 珠洲の歴史や風土が詰め込まれているなと感動しました。
最も印象的だったのは塩田千春さんの作品です。 空間に張り巡らされた鮮烈な赤い糸に最初は圧倒されましたが、 だんだん引き込まれていったというか……。 濃密な空間だったので撮影にも集中できました。
珠洲は移動中に見えた自然と一体化した街並みも印象的でしたね。 街の方々がとても優しくて、食事も美味しかったです。 まるでアニメの世界観を訪れたような本当に美しいところでした。
平手友梨奈