『攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間』が、11月23日(木・祝)から3週間限定で劇場公開されることが決定した。
士郎正宗のコミックを原作とし、Production I.GとSOLA DIGITAL ARTSの共同制作によるアニメーションシリーズとなっているサイバーパンクSF作品『攻殻機動隊 SAC_2045』。今回公開される劇場版は、2022年5月よりNetflixで配信され、11月22日(水)にBlu-ray BOXが発売される『攻殻機動隊 SAC_2045』シーズン2を、新たなシーンと視点により再構成したシリーズ完結作となっている。
総監督は神山健治と荒牧伸志、監督は『新聞記者』で第43回日本アカデミー賞6部門を受賞した藤井道人が、2021年に公開された『攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争』に引き続き務めた。公開決定に際し、神山と荒牧からコメントが寄せられている。
また、millennium paradeが手がけるシーズン2のオープニングテーマ”Secret Ceremony”、およびエンディングテーマ”No Time to Cast Anchor”が同作の主題歌に決定。メインビジュアルと特報映像も解禁となった。メインビジュアルは同作のキャラクターデザインを手がけるイリヤ・クブシノブの描き下ろし作品となっている。
劇場版の先着特典付き前売券(ムビチケ)は8月25日(金)に発売開始。特典はメインビジュアルがあしらわれた特製クリアファイルで、在庫なくなり次第終了となる。
神山健治(総監督)&荒牧伸志(総監督)コメント
神山健治(総監督)
監督としてこの20年間つきあってきた「攻殻機動隊」に、個人的に礼を言うつもりで「攻殻機動隊 SAC_2045」を作ったのですが、藤井監督チームの劇場版「最後の人間」で久しぶりにシリーズ制作中の心情を振り返り、自分がどれだけ少佐の事を好きだったのか、感じ入りました。あらためて草薙素子に、ありがとうと言いたい。そのことを確認させてくれた藤井監督にも感謝です。
荒牧伸志(総監督)
シーズン2の制作時は、複雑で膨大な情報量をどのように映像として表現するか悩んだ事を思い出します。新たに藤井監督の視点で再構成されたものは、シーズン1の時もそうだったように、総集編の枠組みを完全に超えた、新たな劇場映画としてリ・クリエイトされたものになるという確信があります。皆様もどうぞお楽しみに!
攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間
■劇場公開日:2023 年 11 月 23 日(木・祝)[3 週間限定]
■配給:バンダイナムコフィルムワークス
■コピーライト:
©士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊 2045 製作委員会