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料理と音楽を両立するWONK長塚健斗が歩みを振り返る。「すぐ結果が出るものなんか無い」

2024.4.9

FRISK「#あの頃のジブンに届けたいコトバ」

#PR #MUSIC

音楽と料理、どちらか1つに絞る必要はなかった

タカノ:当時、料理と音楽どちらかに絞らなければという気持ちはありましたか?

長塚:それは最初から無くて。何か1つをやり続けることはすごい大事なんですけど、それ1本で生きていくイメージが自分の中になくて。音楽もやれるし料理もできるし。ただ、生活する上で稼がなきゃいけないので、どっちを先にやるか。音楽で先に有名になって料理の方に行くよりも、レストランに勤めながら生活をして、技術を高めつつ音楽もやって、音楽もある程度形になったら、音楽でできたファンの方たちに食の魅力も広められるようになるなと。だから、どういうバランスで生きるか、どういうタイミングでやるかという悩みはありました。でも、最終的に今の選択ができたんで。

タカノ:音楽と料理は全然違うジャンルのものですけど、繋がっている部分はありますか?

長塚:ミュージシャンの人たちがカレー屋さんを出したり、レストランをやったりするのは、そういうことだなと感じます(笑)。やっているプロセスが曲作りと一緒なので。良い食材を集めてきて、良い楽器を使って、録音した音、揃えた素材を調理して、カットしたり、焼いたりした素材を組み合わせる訳じゃないですか。それが1皿になって、1曲になってみたいな。

タカノ:調味料はリバーブ、音量調整、味調整、ミックス、マスタリングみたいな。

長塚:アルバムはコースみたいな感じなんじゃないですかね。

Celeina:料理と音楽の両方があったからこそ相乗効果で、両方のジャンルを高め合い続けてこれたという感覚はあるんですかね?

長塚:そうですね。今の活動にも全部繋がっていると思うんですけど、自分たちで最初、音楽レーベルを立ち上げたんですよ。そこから、飲食事業みたいなものを始めてみようとなって、音楽好きじゃない人たちも来て楽しむことができる場所を作って。音楽のチャンネルから入ったけど、もっと面白いものって食にもあるしファッションにもあるし、色々なものにあるよねと。自分たちが本当に楽しんでもらいたい考えをより広めるための一つのチャンネルにちゃんとなってくれているのは良かったなと思っています。

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