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駅近にふらっと入れる市民文学館・ことばらんども
ことばらんどは、町田市内で暮らしていた作家、遠藤周作の遺族から資料が寄贈されたことがきっかけで開館した文学館。特徴的な名前は、公募によって小学生がつけた愛称が採用されたとのこと。その名の通り、年間を通じて「言葉」に関するさまざまな展示やイベントが、町田にまつわる作家の展示とともに行われており、これまでに浅野いにおや今日マチ子などの企画展も。小原さんも以前、トークイベントに出演したことがあるという。


取材時には、シンガーソングライター曽我部恵一の言葉を切り口にした展覧会『サニーデイ・サービス 曽我部恵一展 -Lovers of words-』と、町田にゆかりのある俳人、石川桂郎のミニ展示『没後50年 風狂の俳人 石川桂郎』が開催されていた(※)。
※『サニーデイ・サービス 曽我部恵一展 -Lovers of words-』は2025年12月21日まで、『没後50年 風狂の俳人 石川桂郎』は2026年1月18日まで開催

1階には喫茶スペースや絵本コーナーもあり、開かれた空気感のあるこの場所に小原さんは惹かれる部分があったのだそう。
「本に興味がない人も行ってみようと思えそうな空間や仕組みをつくろうとしているように思います。本があまり読まれなくなってきている中で、本に触れるきっかけは一つでも多い方がいいなと、私は思っているんです。この場所は子どもが文学に触れる機会にもなるだろうし、ここに来たことがなんとなく記憶に刻まれるのはきっと意味のあることですよね。私は文学を面白いと思っているから、1人でも多くの人に触れてほしいし、そういう機会が本が好きな人以外のためにもあることは、すごくいいなと思います」

