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NEWS EVENT SPECIAL SERIES

SIRUP×SKY-HI対談 シーンを作ってきた2人が今、見据える未来とは

2025.2.21

『Grooving Night vol.5』

#PR #MUSIC

SIRUPが「楽しんで発信する」現場の空気に興味がある。(SKY-HI)

―「色々なところに出て行って、人との出会いを通じて新しい自分を知る」って話が今出たけど、『Grooving Night』がまさにそういうテーマだと思う。あと日高くんが「色んな優先順位がある」って話をしている中で、『Grooving Night』に出てくれるのが嬉しいなって。

SKY-HI:シンプルにSIRUPと話したいなと思って。自分のラジオ番組もそうだけど、会いたい人と、アイドリングトークなしで真面目な話がたくさんできるから、時間以上に得られる栄養が大きい。リソース取られるって意味では確かにそうかもしれないけど、SIRUPと深い話から軽い話までできて、しかもセッションまでできるのなら楽しいなって。今話したい人ランキングで言うと、トップ3では間違いなくある!

SIRUP:めちゃくちゃ嬉しい。

―『Grooving Night』に関して、興味のある点は?

SKY-HI:さっきも言った通り、SIRUPの「楽しんで発信する」って部分を尊敬してるし、それを実際にやってる現場の空気に興味がある。もちろん色んな仲間含めてのアクションだとは思うけど、代表して表に立つ立場のSIRUPの姿はめっちゃ見たいな。SIRUPは音楽も含めて、メッセージが説教臭くないし、あざとさがないよね。やっぱり、あざとさがないのはデカいかも。

SIRUP:コロナが始まってからは特に、説教臭くにならずに「みんなで考える」「自分の考えを伝える」のをどうやるのか考えてた。『Grooving Night』を企画する時も(初回は2023年3月開催)、「寝る前に喋ってるぐらいのものをみんなでやろう」っていうアイデアがあって。今までゲストに来てくれた人たちも社会的問題に関する発信をしている人たちだったけど、SKY-HIはその中でも一番取り組みまくって発信もしながら、メジャーのところでも勝ち抜いてる人。もっと言うと、社長という側面がある人と俺が、ベッドを並べて何を喋るのか、楽しみにしててほしい。

『Grooving Night』は「寝る前に、グルーヴ溢れる夜を過ごそう」をコンセプトに、「音楽・社会・人」をつなげる新しい音楽イベント。ベッドが並んだセットの中、パジャマ姿のSIRUPとゲストがトークを行っている。(撮影:ハヤシマコ)

SKY-HI:その感じがすごい素敵だなと思う。過激派じゃないっていうかさ。絶対に主張すべきものは強く持ちつつ、世の中にたくさんある「そうは言っても」の部分を許容する心もあるじゃん。世の中を良くするためには、潔癖では良くないって思うんだよね。江戸時代の「白河の 清きに魚も 住みかねてもとの濁りの 田沼恋しき」(※)じゃないけどさ。発信することも白か黒かじゃなくて、白に近いグレーに近づけていきたいし、真剣な話でも空気が硬いのは嫌だから、なるべくカジュアルにやりたい。だからさ『Grooving Night』のパジャマでやるというインターフェースはすごくいいよね。

※編注:汚職にまみれた田沼意次時代の後、寛政の改革を進めた松平定信のあまりの引き締めに庶民が辟易し、田沼時代の華やかさを懐かしんだ歌

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