グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。
7月30日はフォトグラファー・菊地晶太さんからの紹介で、フリーランス編集者の長谷部敦さんが登場。長年『FUJI ROCK FESTIVAL(フジロック)』の会場で行っている「キャンプよろず相談所」のお話や、編集者として注目しているトピックについて伺いました。
INDEX
『フジロック』の駆け込み寺「キャンプよろず相談所」
Celeina(MC):ご紹介してくださった菊地さんが、「『フジロック』といえば長谷部さん」という風にご紹介してくださいました。
長谷部:大袈裟ですね、そんなわけないですよ(笑)。
タカノ(MC):でも、長谷部さんは『フジロック』の会場のキャンプサイトにある「キャンプよろず相談所」で毎年トークライブを開催されていますよね。
長谷部:そうですね。去年はお2人にも出ていただいたんですが、僕は参加できなかったんですよね。
タカノ:そうなんですよ。
長谷部:僕が関わってから10年くらいですかね。「よろず相談所」の運営チームは『フジロック』が苗場で開催されるようになってから、キャンプサイトの運営をずっとやっているチームで、毎週のようにいろんなフェスのキャンプサイトの運営をしているんですよ。
Celeina:本格派ですね。
長谷部:そうなんです。なので、テント設営のアドバイスをしたり、テントが壊れたら直したりできるんです。
Celeina:キャンプをしているときに困り事があったら、「キャンプよろず相談所」に行けばなんとかなるって思っています。
長谷部:最近の日本のお客さんはキャンプに慣れてきたので、相談は少なくなってきたんですけど、やっぱり初期は大変だったようですね。実は僕もテントで寝たのは、『フジロック』が初めてだったんですが、そんなお客さんが多かったので。
タカノ:そうだったんですね。
長谷部:今では韓国の方とか中国の方とか、英語圏ではない国の人たちからも相談事がいっぱい来るので、チームもいろんな言語を喋れる人たちが揃っていますよ。
タカノ:すごい! そんなチームになっていたんですね。
Celeina:具体的にはどんな相談が来るんですか?
長谷部:一番多いのは、何かが壊れたりテントが折れたり、設営のやり方がわからないとか。酔っ払って自分のテントがわかんなくなっちゃったみたいな、言われてもなんとかできない相談もあります。
Celeina:そんな相談でも、ある程度は対応してもらえるんですね?
長谷部:そうですね。厳しい人もいるかもしれないですが(笑)、基本的には優しく対応してくれますよ。