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1000冊以上の積読。読めない本は来世の自分へ
Celeina:リスナーの皆さんに「積読している本は何冊ありますか?」という質問をさせてもらっているのですけれども、竹倉さんの積読はどのくらいでしょうか?
竹倉:すごくタイムリーな質問をいただきました。今、家の片づけをしていて、ちょうど数えたばかりなんですけれども、1200冊ありました。
Celeina:1200冊?
タカノ:桁が違った。
Celeina:1200冊は自宅にあるのですか?
竹倉:自分のオフィス兼自宅に本があって、今どんどん売りに出しています。そこにはまだ数千冊はあるので、全部で何冊あるかは分からないのですけども、とりあえず読まなきゃならないと思っている積読は、大体1200冊ぐらいですね。
売りに出す基準としては、残りの人生で、死ぬまでに読めるかどうかです。今生では、全ては無理だと思っているので、数百冊は売りに出しています。これを読んで、その次にこれ読んでと優先順位をつけていったら、どうやって計算しても残りの人生ででは時間が足りないです。今生では読めないものは、来世に持ち越しですね(笑)。
Celeina:残りの人生で、これは読めるか読めないかという、究極の質問のもと選んでいるのですね。
竹倉:物理的に無理で、自分の死を意識しました。
タカノ:残そうと思った本の基準は何かありましたか?
竹倉:一番は仕事で使うかどうかという、資料として価値の高いものです。あとは、海外の貴重な本や手に入らなさそうな本は資料として残すつもりです。
タカノ:それを次の執筆に活かそうということですか?
竹倉:そうです。
Celeina:竹倉さんは、お仕事には使わない小説などの本は、余暇の時間に読まれたりしますか?
竹倉:昔はたくさん読んでいましたけど、最近は時間がもうないので、そういうものはまた来世に読みます(笑)。
Celeina:いや面白い。「FIST BUMP」本日は人類学者の竹倉史人さんをお迎えしました。ありがとうございました。

GRAND MARQUEE

J-WAVE (81.3FM) Mon-Thu 16:00 – 18:50
ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann