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NEWS EVENT SPECIAL SERIES

Limited Express (has gone?)の飯田仁一郎は、枠を作らず多岐に渡る活動を続ける

2024.5.13

#MUSIC

エンターテインメントに関わる以上、ミーハーであれ

タカノ:この曲は英語、日本語、韓国語が入り交じっていますが、どんな思いで作られたんですか?

飯田:ボーカルのYUKARIは、が、K-POPの中でも特にBLACK PINKの革新的なところがすごく好きなんです。僕はノーウェイヴが大好きなので、そのテイストを融合できないかと思って作った楽曲です。

タカノ:メンバーとの化学反応で生まれたんですね。

飯田:はい。“WORLD’S END”という曲は、コロナ禍の時期にできたんです。色んな制限があったり、見方が変わったりした中で、 “WORLD’S END”みたいな状態だけど、それでも自分たちのシーンを貫いて、自分たちが大切にしていることはしっかりやり続けようという思いを込めました。

Celeina:メッセージが詰まっていますね。

飯田:読み解くことがなかなか難しいですけど、そういう楽曲です。

Celeina:色んな活動されている飯田さんですが、今気になっているカルチャーは何かありますか?

飯田:年齢が上がってくると、一般の方は聴いている音楽や芸能、カルチャー全般が止まったりするじゃないですか。だから、僕は株式会社SCRAPや『OTOTOY』の社員たちに「止まるな」と言っています。つまり、止まらない=「ミーハーであれ」ということです。ミーハーは恥じることではなくて、エンターテイメントに関わっている以上、どんどんミーハーであれと考えています。 若い子が聴いているものもどんどん取り入れて、「にじさんじが好きならどんどん聴きなさい」「VTuberってなんだ? と言うんじゃなくてどんどん見なさいよ」「TikTokもやってみたらいいじゃないか」、そういうことをいつも言っています。

そんな中でも最近は音楽だと、みんなのきもちなど、クラブカルチャーがすごく面白いので、クラブもヒップホップも今はすごく元気だなと感じています。そういう音楽を聴いて、自分たちのバンドに取り入れられないか、『ボロフェスタ』にそういう匂いを入れられないか、常に考えながら動いています。若い子たちが聴いているものはすごくリスペクトしていますね。

Celeina:先ほども、長く深く続けていくための原動力について、枠にとらわれないというお話がありましたが、情報収集や触れるものも、枠にとらわれないことが大事ですね。

タカノ:あと、ワクワクするというワードも出ました。ミーハーであり続けるということにも繋がっていますよね。

飯田:はい。ミーハーであり続けたいなと思っています。

Celeina:さあ、「FIST BUMP」はグータッチで繋ぐ友達の輪ということで、お友達をご紹介していただいています。どんな方をご紹介していただけますか?

飯田:西澤裕郎くんという、もともと『OTOTOY』の副編集長を務めていた方です。『OTOTOY』では、彼と一緒にBiSHやBiSをずっと応援していました。1つのアーティストをずっと応援するということが『OTOTOY』の特徴の1つで、そういうものの原動力になってくれた方ですね。水曜日のカンパネラも、西澤くんがずっと追っていて『OTOTOY』でレポートを公開することを続けていました。その西澤くんが出版社を個人でやっているので、ぜひ紹介したいなと思いました。

Celeina:一言で表すならどんな方ですか?

飯田:愛すべき変なキャラです(笑)。

タカノ:変って褒め言葉ですからね。明日は愛すべき変なキャラ、西澤裕郎さんに繋ぎます。

Celeina:「FIST BUMP」今日は飯田仁一郎さんお迎えしました。ありがとうございました。

GRAND MARQUEE

J-WAVE (81.3FM) Mon-Thu 16:00 – 18:50
ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann

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