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映像作家・演出家の島本幸作のモノ作りは「1をなんとかゼロに戻す」こと

2024.4.26

#MUSIC

映像も音楽も既存の概念を壊して作っていく?

Celeina:先ほど、1をゼロに戻すというお話がありましたけれども、意味があるものの固定概念を壊していくみたいなニュアンスでしょうか?

島本:破壊的なつもりはないんです、自分では。

タカノ:でも僕はすごく分かる気がします。広告の仕事には、全てに意図と意思が存在するじゃないですか。逆に意味性を取っ払ったときに、どんな世界が見えるかは、みんなが気になることでもあると思いますね。無意識にフォーカスしているものや、自分の意識とかの外側にある部分に芸術性が宿るような気がします。すみません、すごくマジレスになっちゃったんですけど。

島本:いえいえ、上手くまとめていただいて。なんか、ありがとうございます。次からはその答えをパクらせてもらいます(笑)。

タカノ:音楽もやっていて、映像でもすごく面白いものを作られていて、幅広い活動をされている島本さんのことが、ますます気になっております。そして今日の番組では、「クリスマスの困り事」をテーマに、みなさんからメッセージを募集しているのですけれども、島本さんもありますか?

島本:飯場くん(友達④)という人が、毎年「クリスマスの夜、1人で富士そばに行く」という活動をしています。彼、妻子持ちなんですけど。

Celeina:1人で富士そばに?

島本:はい。去年は恵比寿の富士そば~渋谷の松屋と、はしごしていま した。

Celeina:これにはどのような意図があるのでしょうか?

島本:「クリスマスなのに1人」って状況そのものと向き合っているんじゃないですかね、多分。

タカノ:家族がいるけど、あえてその時間を作っているのですね。

島本:そうみたいです。

Celeina:これも既存の概念を壊していくみたいな感じになるのではないでしょうか?

島本:「クリスマスの困り事」を自ら課しているのかな? と。分かんないですけど。ただ、クリスマスに挑んでいる感じだけは、すごくありました。

タカノ:そんな気がしますよ。そういう時間を捻出しているということですからね。

島本:というか、お二人はどんな話も真面目に受け止めてくれるんですね。すごいです。

タカノ:我々は低反発枕のように、全てを受け止めます。

Celeina:島本さん、楽しいお話をありがとうございました。さあ「FIST BUMP」、グータッチで繋ぐ友達の輪ということで友達を紹介してもらっていますが、島本さんが紹介してくださるのはどんな方ですか?

島本:美術作家の田中偉一郎さん(友達⑤)です。

Celeina:一言で表すとどのような方でしょうか?

島本:ノーメッセージマンです。

タカノ:今日のお話と繋がりそうな感じですね。

島本:あの、この説明だけで大丈夫ですか……?

Celeina:明日、お話を伺ってみます。明日は美術作家の田中偉一郎さんに繋ぎます。本日は映像作家で演出家の島本幸作さんでした。ありがとうございました。

島本:ありがとうございました。色々と失礼いたしました。

GRAND MARQUEE

J-WAVE (81.3FM) Mon-Thu 16:00 – 18:50
ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann

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