INDEX
インスピレーション源は、ヒップホップから合唱曲までシームレス
ー°pbdbというユニット名はどうやって決めたんですか?
北村:ユニット名はお互いアイデアを出し合って、蕗=butterburの「b」と、梅=plumの「p」を使って、いろいろ並べたりとかしていく中で、「逆さまにしてみよう」みたいなアイデアも出てきて、決まっていきました。
梅井:誰も読めないけど(笑)。
北村:今回のEPの曲名に関しては、最近お香にハマってて、その香りの名前をつけてます。
ーだから1曲目が“#scent”なんですね。ちなみに、もともと音楽以外で2人に共通点とか共通の趣味はあったりしたんですか?
梅井:音楽以外か……うーん。
北村:私たち最初に会ったときはあんまり話さなかったよね。「どういう話をしたらいいんだろう?」って時期があって。
ーどうやって仲良くなったらいいのか、みたいな。
北村:はい。でも「音楽をしたら会話が止まることがないな」って、すごい思った記憶があります。だから、「音楽をすればいいんだ」って(笑)。今はお香を見に行ったり、一緒にお出かけすることもあるんですけど。
梅井:私もだし、たぶん蕗ちゃんもだと思うんですけど、普段聞き手のことが多いんですよ。だから1対1になったときに、あんまりガツガツ質問するタイプじゃなくて。なので、会ってすぐの頃は会話の間が長かった(笑)。

ーきっと音楽の会話は多いと思うんですけど、この1年くらいで2人でハマった音楽があれば教えてください。
北村:去年くらいに梅井ちゃんがDoechiiさんの動画を見せてくれて。
梅井:そう、Doechiiの「Tiny Desk Concert」。あれめっちゃかっこよかったな。
北村:音楽ももちろんかっこいいけど、ビジュアルとか、みんな制服でめっちゃぶちかましてるのとか、そこも楽しんでた。「この子可愛いよね」みたいな。
梅井:確かに。あれ一緒に聴いてた時期ぐらいはヒップホップづいてたよね。
北村:そうだね。“sparkling summer”も作ってたし。
梅井:Nonameとかも聴いたり、吉祥寺のdisk unionに一緒に行って、そのときにA Tribe Called QuestのLPを見つけて、Floating Pointsと一緒に買った記憶があります。
北村:あと合唱とかも一緒に聴いた記憶がある。“百年後”っていう合唱曲があって、その曲を高校時代に歌ったんですよ。
梅井:私も全く同じ曲目を高校で扱ってて。
北村:最後に「こだまする」っていう歌詞を繰り返して、トランスみたいになっていくんですよ(笑)。
梅井:どんどん音が重なって、(スティーヴ・)ライヒみたいな。
ーミニマル合唱なんだ(笑)。
梅井:すごい難曲で。ピアノも難しいし、合唱部分も難しい。私は高校の設立100周年の記念講演でその曲をやって、もうすごい印象的ですね。まさか卒業してからまた誰かとこの曲の話になるとは思ってなくて、すごく不思議でした。