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最短距離を求めるのではなく、寄り道を楽しむこと
Audio-Technicaは、2022年に創業60周年を迎えたタイミングから、「もっと、アナログになっていく。」というブランドメッセージを掲げている。これは単なるマーケティングのキャッチコピーではなく、音を軸にした文化の再構築。そして「聴くこと」を通して、人と人とがつながり直す営みの提案でもあるのだ。

では、このイベントが問いかけている「アナログであること」とは何か? それは「記録」としての音ではなく「感情」としての音を聴くことだろう。生産性ではなく、時間の豊かさを味わうこと。あるいは、最短距離を求めるのではなく、寄り道を楽しむこと。そうした、少し立ち止まるための装置のようにさえ思える。
築地本願寺という都市の中の静寂で、それぞれの「アナログ」を見つける。そんな体験を経たとき、私たちはきっと「聴く」という行為そのものを、より丁寧に扱えるようになるのかもしれない。音を、感性を、自分自身を、もう一度信じ直すために。『Analog Market 2025』は、その入口として開かれているのだ。
Analog Market produced by Audio-Technica

■会場:築地本願寺(〒104-8435 東京都中央区築地3-15-1)
※会場へのお問い合わせはお控えください。
■入場料:無料
■特設サイト:https://www.audio-technica.co.jp/analogmarket/
■公式Instagram:https://www.instagram.com/analogmarketokyo/
※最新情報は特設サイトおよびイベント公式インスタグラムにてご確認下さい。