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画期的なドラマ『作りたい女と食べたい女』が切り拓くドラマの新時代

2024.2.28

#MOVIE

©NHK
©NHK

キャストのジェンダー比に合わせたスタッフ

シーズン2の進行に併せてNHKラジオ第1で3回に分けて放送されたラジオ番組「ラジオ深夜便【夜ドラ“つくたべ”座談会】」を聴く限り、本作はキャストだけでなく、スタッフにも女性が多いそうだ。制作統括を務める坂部康二と大塚安希がライターの南麻理江を交えて話した番組の第1回では、映像業界におけるジェンダー比が話題にあがり、『作りたい女と食べたい女』の制作スタッフにおける女性と男性の比率は6:4くらいで、制作における責任者クラスにも女性の方が多いことを明らかにしている。あるシーンの撮影現場に居た13人の内、男性が坂部のみだったこともあったそうだ。一般的には男性が多い日本のドラマ制作現場においては、かなり珍しいケースと言えるだろう。

だが、本来は、キャストに女性が多いのであれば、スタッフにも同性の人が多いのはむしろ自然で、同性だからこそ理解し合え、解決に導きやすい制作上の問題も少なくないはず。番組の中でも言及されていた通り、ケースバイケースではあるが、少なくとも、女性が多く出演する映画やドラマの制作現場において、女性スタッフが多くなるのは今後、自然なことになっていくかもしれない。

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