グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。
6月8日は、DJ YU-KIさんからの紹介で、ミュージシャンのKazuoさんが出演。ラッパーだけでなく、ボーカリスト、作詞作曲家、サウンドプロデューサー、映像プロデューサーとして、自身の全ての作品をプロデュースするKazuoさん。2022年12月には「BANZAI!」でWARNER MUSIC JAPANからメジャーデビューを果たし、2023年8月には、ヨーロッパ屈指の規模を誇るハンガリー・ブタベストで開催される野外フェス『Sziget Festival 2023』への出演も決定したKazuoさんに、ラップを始めた時の話や、アメリカと日本を行き来する中での東京の魅力、今後の目標などについて伺いました。
INDEX
アメリカと日本を行き来するKazuoが思う東京の魅力
Celeina(MC):普段「Kazuo」って呼んでるから、さん付けやめてもいい?
Kazuo:いいよ。
タカノ(MC):FIST BUMP、友達をつないでいくコーナーなんですが、めちゃくちゃミラクルが起きまして。偶然Celeinaさんの友達に今、つながっております。
Celeina:そうなんですよ。嬉しいです、友達を紹介できるってことで。まず、プロフィール紹介しますね。ニューヨーク生まれ、横浜育ち。ラッパー、ボーカリスト、作詞作曲家、サウンドプロデューサー、映像プロデューサーとして、全ての自身作品をプロデュースする、次世代のDIYアーティストです。
Kazuo:たくさんやってますね。たまに面倒くさい(笑)。
Celeina:自分だけでやってると大変だよ。
タカノ:すごいことだよ、本当に。そして、個人的に気になるのは、2人の出会いは?
Celeina:5~6年……もっと前かもしれない。Kazuoが出したMVをたまたまスタジオでみんなで見たの。関係者と一緒にめっちゃいいとか言って、私がInstagramのストーリーズに上げてKazuoをタグ付けしたら、そこでつながってDMがスタートしたかな。
Kazuo:覚えてない。全然記憶ないです(笑)。
タカノ:SNSつながりだったんだ。
Celeina:そう。そこから、実際に曲の制作をやってみたり、普通に友達としてお出かけしたり、ハングアウトしたり。
タカノ:出会いもミラクルっぽいね。インターネットストーリー的なものがあったっていうことに。
Kazuo:現代って感じです。
タカノ:会うの自体は久しぶり?
Celeina:久々だよね。2年ぐらい経っちゃった。
Kazuo:2年って感じしないですね。
タカノ:ネット上で出会って?
Celeina:Kazuo、アメリカにずっと住んでたんですよ。
Kazuo:うん。
Celeina:私、そのとき東京にいて。
タカノ:最初は、アメリカと東京でやり取りしたっていう。
Kazuo:そうです。
Celeina:Kazuoって、そもそもラップ始めたのはいつ頃なの?
Kazuo:14歳のときに、ただの遊びで始めて、19歳のときに、音楽活動が本格的に始まりました。
タカノ:なるほど。めちゃくちゃカッコ良いんですよ。聴かせていただきましたけれども、バイリンガルでね。日本語と英語を使い分けながら。これ、脳はどうなってるんですか。これCeleinaさんもそうですけど。
Kazuo:めっちゃバラバラですね。
タカノ:例えば何か起こったときに英語になるとか?
Kazuo:そうですね。ニューヨークアクセントも出たりします。
タカノ:寝言はどっち?
Kazuo:多分、日による(笑)。
タカノ:ちょうどブレンドされつつ、それも楽曲にも投影されてっていう感じですよね。普段はアメリカで?
Kazuo:半分半分ですね。今は日本を拠点にしてますけど、できるだけ行ったり来たりしてます。
タカノ:なるほど。いつ頃、日本に帰ってきたんですか?
Kazuo:2020年の12月でしたね。2年半ぐらいですね。
Celeina:Kazuoは、ニューヨークに住んでたこともあるし、ロサンゼルスにも滞在したことあると思うし、東京にも住んでるわけじゃん。改めて、東京の魅力って何?
Kazuo:カオス(笑)。出身の横浜の方が落ち着いてる感じがあって、寝やすい(笑)。東京は、ニューヨークと近い感じですよね。
タカノ:人も、いろんな人がいてね。刺激がたくさんある街っていう感じですよね。
Celeina:このあたりで、Kazuoのバイリンガルラップが聴きたいので、曲紹介をお願いします。
Kazuo:皆さんに聴いてほしい最高の曲です。“BANZAI!”。
ヨーロッパ屈指の規模を誇る野外フェスへの出演
Celeina:Kazuoのメジャーデビューシングル“BANZAI!”お送りしました。
タカノ:むちゃくちゃカッコ良い。
Celeina:ミュージックビデオもKazuoが監督してるんでしょう?
Kazuo:Yes. 編集もKazuoです。
タカノ:YouTubeのクレジットのところに「DIRECTED BY: KAZUO/WRITTEN BY: KAZUO/EDITED BY: KAZUO」みたいな。すごいんですよ、本当に。
Kazuo:事実です。
タカノ:多才すぎ。ミックス、マスタリングもKazuoさんですよね。
Kazuo:大変でした。
タカノ:ミュージックビデオ、めっちゃいいんですよ。
Kazuo:ありがとう。
タカノ:いろんな格好をしているカズオさんが見れるというね。ピンクの全身タイツとか。
Kazuo:女子高生の格好とか。可愛かったね(笑)。
Celeina:自分で言うな(笑)。Kazuoは、映像を撮り始めたのは、いつ頃から?
Kazuo:高校時代から。
タカノ:早い。
Kazuo:誰もやってくれなかったんで。味方もいなかったし。携帯のカメラ使って自撮りMVとか。
Celeina:他のアーティストさんのMVも撮ったり?
Kazuo:うん。でも、アップしてないね。
Celeina:なるほど。これから、そこのステージにも上がっていくと。
タカノ:音楽を作るだけでなく、本当に多才なんですけれども、この“BANZAI!”のYouTubeのコメント欄が、ほとんど英語なんですよ。リスナーさんは皆さん、海外ってことなんですか?
Kazuo:そうですね。日本語で曲を作ったりもしてるけど、海外の人向けにできるだけやってますね。アニメ好きの人とか。
タカノ:アニメオープニング作ってほしいみたいな声がコメントにありましたね。
Kazuo:やりたいですね。
タカノ:今後の活動に期待が高まるんですけれども、8月にヨーロッパ屈指の規模を誇るハンガリー・ブダペストの野外フェス『Sziget Festival 2023』に出られるっていう。
Celeina:すごいね!
Kazuo:ブッキングした瞬間、ビックリしたよ。詐欺のメールとか大きいドッキリかと思った。なんで俺?(笑)
Celeina:最近、海外でのライブ、結構多い?
Kazuo:ほとんど日本だね。初ヨーロッパになります。
タカノ:ヨーロッパでも、ファンがすごい増えてくるといいですね。
Kazuo:日本代表として出演します。
タカノ:お願いします。
Kazuo:アンコールが来たら、“君が代”は歌います。
タカノ:本当に代表だ(笑)。
Celeina:最後に、今後の目標を聞かせてください。
Kazuo:「アジアを代表するアーティストになりたい」か「make a lot of money」。
タカノ:「&」じゃなくて(笑)。
Kazuo:どっちもやっちゃうぜ(笑)。
Celeina:ちょっと笑っちゃった(笑)。
タカノ:お友達っていうことでね、すごい雰囲気も和やかで、僕も2人の会話を見て楽しかったです。
Kazuo:よかった。
Celeina:「FIST BUMP」今日は、ミュージシャンのKazuoをお迎えしました。ありがとうございました。
Kazuo:Thank you. Thank you.
GRAND MARQUEE
J-WAVE (81.3FM) Mon-Thu 16:00 – 18:50
ナビゲーター:タカノシンヤ、Celeina Ann