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NEWS EVENT SPECIAL SERIES
音楽と仕事、ときどき法要

社会人から始める音楽活動。タカノシンヤのカフェオレ理論と夢中力に共感

2023.6.28

#MUSIC

みんな三振を想像しちゃうけど、打席に立つのが重要

ータカノさんは、坂本龍一さんがやられていた『RADIO SAKAMOTO』内のデモテープオーディションのコーナーで楽曲がオンエアされたことが音楽活動を本格化させるモチベーションとして大きかったそうですね。ああいうコーナーも言ってみれば母数を増やすためというか、「自分も音楽をつくってみようかな」と思うことに繋がりますよね。

tami:そもそもなんで応募しようと思ったんですか?

タカノ:初めてつくった曲を友達に聴かせたら、その人が『RADIO SAKAMOTO』のリスナーで、「送ってみたら?」って。そうしたら曲がオンエアされて、「教授が褒めてくれたから」っていうのは大きかったですね。

tami:そういうきっかけも大事ですよね。送らない可能性もあったわけじゃないですか。面倒くさいし、みたいな。でも送ったら何か変わるかもと思ったわけですよね。

タカノ:そうですね。やっぱり打席に立つのが重要じゃないですか。打席に立たないと打率は上がらない。だから何でもトライしてみるのが大事ですよね、本当に。

tami:それが一番難しいことでもあるかもしれない。みんな三振を想像しちゃうから。

タカノ:でももし三振しても、次バッターボックス立ったときにホームランかもしれないし、それはわからない。音楽だったら曲をつくり続ける、ライブをやり続けるとか、数も結構大事な気がするんですよね。

tami:諦めにくいタイプですか? 私は結構それのみっていうか、「次当たるかもしれないからやっぱりやっちゃう」みたいな感じで。

TAMIWが今年2月にリリースした最新アルバム

タカノ:自分もそんな感じですね。広告のコピーライティングとかでも、毎年応募してるショーレースがあって、それも獲るまで応募し続ける、みたいな。諦めが悪いのかもしれない。悔しいんですよ。自分ではいいと思ってるのに。

tami:結局それが一番大事かもしれないですね。私もいつか当たるんじゃないかと思ってるんです。でも諦めちゃったら当たらない。こういうことを言うと、「それは当たった人が言うこと」みたいに言われるんですけど、意外とそんなことないんじゃないかなって。死ぬまでやり続けたら、1回ぐらい当たるんじゃないかと思うんですよね。

タカノ:過去にすごい成功をしてきた人たちも、めちゃめちゃ失敗してますからね。

tami:絶対そうだと思います。やっぱり打席に立たないと。ベーシックだけど、一番大事ですよね。

2023年7月ライブ情報

7月13日(木)
TAMIW × ego apartment 2MAN SHOW
心斎橋ANIMA
Open / Start 18:30 / 19:00
Ticket(2次先行 5/24 12:00〜5/28 23:59) : https://eplus.jp/tamiw-egoapartment/
adv / door ¥3,500 / ¥4,000

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