岩井俊二監督の映画『スワロウテイル』のメイキング・ドキュメンタリー作品『円都』が、YouTubeにて8月31日(月)17時より期間限定で無料公開された。
『スワロウテイル』は、かつて「円」が世界で一番力を持っていた頃の架空都市を舞台にした物語。移民たちはその街を「円都(イェンタウン)」と呼んでいた。一方、日本人は移民たちを「円盗(イェンタウン)」と蔑む。そんな街で母を亡くした少女と、歌手を夢見て上海からやってきた娼婦グリコが出会い、なんでも屋「青空」で働き始めることから物語が動き出す。キャストには、三上博史、Chara、伊藤歩、江口洋介、アンディ・ホイ、渡部篤郎、山口智子、大塚寧々、桃井かおりらが名を連ねている。


同作は、その『スワロウテイル』がどのように作られたのか、舞台裏を追ったメイキング・ドキュメンタリー作品。映画公開直後の1996年10月18日にVHSで発売され、その後は初回限定生産のDVD『スワロウテイル 特別版』に収録された。のちに『スワロウテイル』Blu-rayの初回限定特典DVDとして復刻し世に出たものの、配信をしていないため、現在は入手・視聴困難となっている。
キャスト陣のインタビューをはじめ、岩井監督や音楽を担当した小林武史、撮影の篠田昇、美術の種田陽平らの証言、撮影時のメイキング映像などを通じて、多国籍都市「円都」が構築されていく裏側を描き出している。無料公開の期間は9月18日(金)23時59分まで。

今回の発表にあわせて、『スワロウテイル 4Kリマスター』の新たな場面写真7点も解禁された。フェイホン、グリコ、アゲハ、リョウ・リャンキ、ランといった主要人物の姿が、4Kで鮮明に切り取られている。
映画『スワロウテイル 4Kリマスター』

2026年9月4日(金)よりTOHOシネマズ日比谷他 全国公開
ヒオ・フェイホン:三上博史
グリコ:Chara
アゲハ:伊藤 歩
リョウ・リャンキ:江口洋介
マオフウ:アンディ・ホイ
ラン:渡部篤郎
シェンメイ:山口智子
レイコ:大塚寧々
鈴木野:桃井かおり
プロデュース」:河井真也
脚本・監督:岩井俊二
音楽:小林武史
“Swallowtail Butterfly 〜あいのうた〜”
YEN TOWN BAND(プロデュース:小林武史 ボーカル: Chara)
原作:『スワロウテイル』岩井俊二著(角川文庫/KADOKAWA 刊)
撮影:篠田 昇
照明:中村裕樹
美術:種田陽平
CG ディレクター:原田大三郎
製作委員会:
株式会社 OORONG-SHA/株式会社ポニーキャニオン/
株式会社フジテレビジョン/株式会社 KADOKAWA/
アスミック・エース株式会社/メモリーテック株式会社
製作プロダクション:ロックウェルアイズ
配給:ポニーキャニオン
日本初公開日:1996 年 9 月 14 日/148 分/日本/カラー
©SWALLOWTAIL PRODUCTION COMMITTEE
【STORY】
むかしむかし、“円”が世界で一番強かった頃、いつかのゴールドラッシュのようなその街を、移民たちは“円都(イェンタウン)”と呼んだ。でも日本人はこの名前を忌み嫌い、逆に移民たちを“円盗(イェンタウン)”と呼んで蔑んだ。
ここは円の都、イェンタウン。円で夢が叶う、夢の都。
・・・・・・そしてこれは、円を掘りにイェンタウンにやって来た、イェンタウンたちの物語。
娼婦の母が死に、たらい回しにされた少女(伊藤歩)は、歌手を夢見る上海から来た“イェンタウン”の娼婦グリコ(Chara)に拾われる。
胸にアゲハ蝶のタトゥーを彫っているグリコは、名の無い少女に <アゲハ>と名づけた。
やがてアゲハは、グリコに魅かれている上海出身のフェイホン(三上博史)、 謎の男ラン(渡部篤郎)たちが集うなんでも屋「青空」で働きはじめる。
そんなある夜、アゲハはグリコの客である葛飾組の須藤(塩見三省)におそわれるが、間一髪のところ隣人の元ボクサーに救われる。
そのままマンションから落下し死亡した須藤の腹からは、名曲「マイウェイ」が収録されたカセットテープが。このテープの中身は、一万円札の磁気データなのだった。
メイキング・ドキュメンタリー作品『円都』
※8月31日(月)17時~9月18日(金)23時59分まで期間限定でYouTube無料公開