9月4日(金)より全国公開される映画『白鳥とコウモリ』のメイキング写真が解禁された。
同作は岸善幸が監督を務め、東野圭吾の同名小説を実写化したミステリー映画。W主演の松村北斗(SixTONES)と今田美桜が、殺人事件の容疑者の息子と被害者の娘をそれぞれ演じている。
今回公開されたメイキング写真には、真剣な眼差しで打ち合わせをする岸監督と松村、今田らの姿が収められている。チームの信頼感や、メリハリのあるプロフェッショナルな現場の空気感が伝わるカットとなった。


あわせて、松村と今田が岸監督の演出や現場の様子を明かした。松村は岸監督について、「色々言葉で交わすこともありながら、最終的には見てみないと分からないということをすごく大切にされている方で。画面の中と外でバランスをとりながら演出をしてくれることが、ものすごく信頼感がありました」とコメント。今田も白石美令役を演じるにあたり、「美令の心情に寄り添って演出してくださり、一度任せてくださった上で、会話の中から一緒にシーンを作っていく感覚があってとても信頼していました」と監督への思いを語った。
岸監督との現場での印象的なエピソードについては、松村が「褒め方が嬉しいなと思いました。『今、(役のイメージが)入ってきました』という岸さんの独特なワードで、それを目標に頑張っていました」と明かす。続けて今田は、「いつも笑顔ですごく安心感のある方なのですが、その中でも“ニカッ”と笑う瞬間があって。カットがかかった時などにその笑顔が見られると安心しました」とコメントした。

一方の岸監督は、主演の2人について「松村さんは『夜明けのすべて』(24)が何も言うことがないほど素晴らしかったですし、『ファーストキス 1ST KISS』(25)の本当に寝ているかのように見える寝姿が絶品でした。『白鳥とコウモリ』でもベッドから起き上がるシーンがありますが、絶妙でしたね。そして今田さんは『わたしの幸せな結婚』(23)で、大きな美しい目が暗い顔に変化する表情が印象的でした。本作のように心理的にどんと落ちる芝居も見てみたいと思っていたんです。また、NHK連続テレビ小説『あんぱん』(25)での下駄をはいて走るシーンが様になっていたので、今回も走るシーンを入れてみました」と振り返った。
撮影時の岸監督は、松村と今田が演じる役柄について「互いにどん底状態の中でどこまで感情を出すか」という調整に腐心し、2人と熱心に話し込む姿も多く見られたという。互いの父親について喫茶店で話しながら感極まるシーンに対しては、「特に印象深いシーンになりました。2人とも一言ささやくだけですぐに演技で反応をしてくれるので、本当に面白かったです」と2人への信頼を口にしている。

映画『白鳥とコウモリ』
9月4日(金)全国公開
原作:東野圭吾 『白鳥とコウモリ』(幻冬舎文庫)
製作幹事:松竹 日本テレビ
監督:岸善幸
脚本:向井康介
出演:松村北斗 今田美桜
柄本佑 / 前原滉 井之脇海 宇野祥平
松岡依都美 松尾諭 丸山智己 三浦誠己 斉藤陽一郎
原田琥之佑 のせりん 漆山拓実 五頭岳夫
中村芝翫(特別出演) 井川遥 吉田羊 風吹ジュン
三浦友和
主題歌:大森元貴「灰色」(ユニバーサル ミュージック / EMI Records)
制作会社:テレビマンユニオン
配給:松竹
©2026「白鳥とコウモリ」製作委員会
<ストーリー>
善良な弁護士・白石健介(中村芝翫)が、刺殺された事件。
「私がやりました。”すべての事件”の犯人は私です」
容疑者として浮上した一人の男・倉木達郎(三浦友和)。彼の自供により事件は解決したはずだった―。
だが、容疑者の息子・倉木和真(松村北斗)と、被害者の娘・白石美令(今田美桜)は、互いの父の言動に違和感を抱く。
「なぜ父は、殺人を犯したのか―?」「なぜ父は、殺されないといけなかったのか―?」
出会ってはいけない、容疑者の息子と被害者の娘が手を取り合ったとき、”真実”が揺れ動く。