11月4日(水)から8日(日)に開催される現代アートの祭典『アートウィーク東京』(AWT)のアンバサダーに、俳優の鈴木京香が就任した。
同イベントは、東京の現代アートの創造性と多様性を国内外に向けて発信するもの。2026年は過去最多となる56の美術館およびギャラリーが参加し、東京のアートシーンを横断的に紹介する。
国内外の様々な展覧会やアートフェアに足を運び、美術作品をコレクションするなど、熱心なアートファンとして知られている鈴木。『アートウィーク東京』のアンバサダーを務めるのは今回で4回目となる。あわせて、鈴木からのコメントが公開された。
また、会期中に東京・南青山に特設されるポップアップバー『AWT BAR』で提供されるアーティストカクテルとフードの内容も発表された。空間設計は建築家・伊東加恵が担当し、「KURU KURU」というタイトルが冠されている。フードは東京・南青山のカフェ・オールデイダイニング「LA & LE」(ラ・エ・ル)が手がけ、「鴨のリエットとパンデピスのガトー仕立て」や「りんごのタタン風サブレ」などを提供する。


アーティストカクテルは、会期中に参加施設で作品が展示されるアーティストとのコラボレーションで提供されるもの。今回考案したアーティスト3名とカクテルのタイトルは、青柳菜摘「田舎暮らしの5人の石鹸」、須田悦弘「パートタイムジョブ」、森万里子「All That Shines – 燦燦」。3名はカクテルに込めた思いをコメントとして寄せている。なお、青柳はAWT FOCUS(ミサシンギャラリー)、須田はギャラリー小柳、森は森美術館にて個展を開催する。
そのほか『アートウィーク東京』では、映像プログラム『AWT VIDEO』や、国内外のキュレーターらを招いたトークイベント『AWT TALKS』、関連イベントの『Tokyo Jazz Club』などが予定されている。
鈴木京香 コメント
5年目のアートウィーク東京がまもなく始まります。今年もアンバサダーを務めさせていただきます、鈴木京香です。この晩秋、東京の街へ繰り出してギャラリーをめぐってみませんか? 新しい発見と素敵なアートとの出会いがきっとあります。皆さまのご参加を心よりお待ちしております。
伊東加恵 『AWT BAR』建築家ステートメント
KURU KURU
AWT BARは、アートウィーク東京の情報を発信する拠点であり、ラウンジバーとして人が集まりくつろぐ場所です。似ていながらも少しずつ違うものが集まり、互いに関係し合うことで空間が生まれることをイメージしました。空間を構成するのは、シンプルなステンレス製の12個の円弧からなるモジュールです。開いたり閉じたりすることで、座る場所になったり、物を置く台になったり、時にはただのオブジェになったりと、様々な形や役割が生まれ、それらが集まることで、この場所、この時間だけの風景をつくり出されます。今回はその集まりが「バー」という姿をとっています。別の場所、別の時間、別の環境では同じモジュールが異なる関係を生み、また新しい状態へと変化していくことを予感させます。
『AWT BAR』アーティストコメント
青柳菜摘「田舎暮らしの5人の石鹸」
泡立つシンクの石鹸水をひとすくいしたこの1杯を口にすると、さわやかなシャボンではなくブラジルで田舎ものを意味する「カイピリーニャ」のライムが香ります。かつてスペイン風邪の予防として飲まれたこのカクテルは、元を辿ると、サトウキビがプランテーション作物としてポルトガルのマデイラ島からブラジルに移されたことがきっかけに生まれました。島で漁師が体を温めるために飲んでいたのが、カイピリーニャの原型といわれている「ポンシャ」です。さらには、実はインドで生まれた、サンスクリット語の「5」を意味する「パンチ」がこれらの大元になっているのです。グラスの手元にあるオリジナルの寓話「田舎暮らしの5人の石鹸」を読みながら味わうカクテルです。須田悦弘「パートタイムジョブ」
作家活動をはじめたときからほぼ同時に、イラストレーターのアルバイトをしてきました。たまたまシードルとウイスキーのイラストが今も使用されていたので、その2つを使ったカクテルを思いつきました。少しほろ苦いカクテルです。森万里子「All That Shines – 燦燦」
今秋、森美術館で開催する回顧展「森万里子:燦燦(さんさん)」の世界観をイメージしてデザインしたカクテルです。タイトルには、「生きとし生けるものすべての内なる光は、本来、燦燦と輝いている」という意味があります。グラスの中の柔らかな球体は、一人一人の内に宿る「光の種」を、きらめく金粉は生命の尊さとその根源にある輝きを象徴し、周囲に広がる繊細な珠は、魂が響き合いながら世界へ広がる見えない波紋です。この一杯に私たち一人一人の内なる輝きが世界を照らし、すべての存在はひとつにつながっているという「燦燦」の祈りを込めました。
『アートウィーク東京』

名称:アートウィーク東京(欧⽂:Art Week Tokyo、略称:AWT)
会期:2026年11⽉4⽇(水)〜8⽇(⽇)10:00〜18:00
会場:都内の参加美術館・ギャラリー、AWT FOCUS、AWT BARほか各プログラム会場
主催:⼀般社団法⼈コンテンポラリーアートプラットフォーム
提携:アートバーゼル(Art Basel)
特別協⼒:⽂化庁
『アートウィーク東京モビールプロジェクト』
会期:2026年11月6日(金)~8日(日)10:00〜18:00
主催:東京都/アートウィーク東京モビールプロジェクト実行委員会
料金
・AWT BUSの乗車無料。
・参加ギャラリーの入場無料。参加美術館ではAWT会期中に限り所定の展覧会にてAWT特別割引適用。
※AWT BUSのルートは後日発表予定です。
参加施設
参加施設および、各施設の展覧会情報は公式サイトで順次公開しています。
コーポレートパートナー
オフィシャルパートナー:SMBCグループ
ホテルパートナー:オークラ東京
ビバレッジパートナー:ルイナール
リードメディアパートナー:フィナンシャル・タイムズ
メディアパートナー:The Art Newspaper
メディアパートナー:日本経済新聞社
メディアパートナー:ArtReview Asia
メディアパートナー:Design Anthology

『AWT BAR』
会場:港区南青山5-4-30 emergence aoyama complex
会期:11月4日(水)~8日(日)
営業時間:10:00~22:30(ラストオーダー 22:00)



