TuneCore Japanが、Dolby AtmosおよびSony 360 Reality Audioに対応した「空間オーディオ配信サービス」と「空間オーディオ作成サービス」の提供を開始した。
同サービスは「Unlimitedプロプラン」および「Unlimitedエンタープライズプラン」のアカウントで利用可能。専用フォームへの入力とステムデータのアップロードのみで、専門エンジニアを探す手間なく音源制作を依頼でき、利用料はライトプランで1ファイル66,000円(税込)、納品までは数日から3週間程度となっている。
また、アップロードされた空間オーディオ音源ファイルは最短2日でApple MusicやAmazon Musicなどの各配信ストアへ届けられ、すでに配信中のリリースへ追加することも可能。配信によって発生した収益は、これまでと同様にアーティストへ還元される。さらにApple Musicでは、空間オーディオ対応の配信をした楽曲に対して、通常のステレオ再生をされた場合であっても、非対応の楽曲と比べて最大10%上乗せされた配信収益が支払われる仕組みになっている。

これまで大手のレコード会社や専門のスタジオ、多額の予算がなければ手が出せなかった「空間オーディオ」の制作と配信が、個人で誰でも可能になったことは、メジャーとインディーズの間にあった技術的なハードルが一気に消滅したことを意味する。規格や音質の格差が完全にフラットになった先で、今後のインディペンデントアーティストの作品作りのトレンドがどう変化していくのだろうか。
サービス情報

空間オーディオ配信サービス
● 利用料:1ファイルあたり2,200円(税込)/年
● 利用方法:楽曲登録画面からアップロード
空間オーディオ作成サービス
● 利用料:66,000円(税込)/1ファイル(ライトプラン)
● 利用方法:専用申請フォームから

