2月8日(土)から11日(火・祝)まで東京・渋谷エリアで開催されるカルチャーイベント『DIG SHIBUYA 2025』のオフィシャルプログラム第2弾が発表された。
テクノロジーとアートを掛け合わせ、最新カルチャーを体験できる同イベントは2024年1月に初開催され、3日間で約11万人を動員。公園通りを交通規制したアートパレードや、代々木公園のアートインスタレーションなどの試みで、新たなカルチャーの形を提示した。
2度目の開催となる今回は国内外のアーティストに参加の機会を拡大し、公募で決定した12団体による連携プロジェクトなども予定されている。オフィシャルプログラムとしては、彫刻家・大平龍一が手掛ける『パイナップルスクランブル』、アメリカ・ロサンゼルス発のスタートアップFlickplayがバンダイナムコエンターテインメントとコラボして実施するパックマンの「宝探し(スカベンジャーハント)」、深夜にスクランブル交差点でアート展示を展開する「Shibuya Crossing Night Art」などの開催が発表されていた。
今回、新たなオフィシャルプログラム / オフィシャルパートナープログラムが公開された。イベント初日の15時より渋谷パルコDGビル18階のDragon Gateにて行われる「DIG SHIBUYA 2025 オープニングイベント&ミートアップ」では、開催期間中の深夜0時から1時にスクランブル交差点のビジョンで放映される国内外のデジタルアートが一堂に会し、イベントに参画するアーティスト、クリエイター、起業家、エンジニアなどと交流できるミートアップも実施。会場では、スペシャルDJが奏でる音楽とともに渋谷の夜景も楽しめる。

2月9日(日)には、渋谷区公園通りを交通規制して設置される大平龍一のパブリックアート『パイナップルスクランブル』内で、ラッパー・環ROYなどが出演するスペシャルライブと「パイナップル的当て大会」が行われる。ライブは12時より、的当て大会は12時30分からの回と14時30分からの回が開催される予定。
また、イベント中の夜に、株式会社レッドクリフをパートナーに迎えた国内最大規模のドローンショー「DIG SHIBUYA DG Drone Show」を開催予定。渋谷エリアの夜空を多様なアートで彩り、ドローンとライブを融合した夜空のエンターテインメントを展開する。なお、混雑回避のため詳細な日時と場所は非公開となっている。
カナダ・ケベックの芸術団体EXMUROとコラボレーションしたパートナープログラム「Hello! Mr. Pink」では、俳優、監督、歌手、作曲家としても活動するビジュアルアーティストのフィリップ・カトリーヌ(Philippe Katerine)が生み出した、世界で人気のアートオブジェ「Mr. Pink」が日本に初上陸。渋谷の象徴的な場所に優しさとユーモアに溢れたキャラクターが登場し、世界に「笑撃」を与える。

渋谷PARCOやShibuya Sakura Stageで行われるNEWVIEWとのパートナープログラム「NEWVIEW FEST 2024」は、グローバルXRアワード「NEWVIEW AWARDS 2024」のファイナリスト作品を含む、50組以上のアーティストによるエキシビション。空間コンピューティング技術を駆使したライブパフォーマンスや、街なかでのXR体験型コンテンツ、トークセッションも開催される。

MIYASHITA PARKの4階パークセンター前にて開催されるインタラクティブインスタレーション「Echo」は、カナダ・モントリオールのクリエイティブスタジオmirariが手掛け、言葉や音を光の波やパルスに変換する。さらに、その動きに呼応する光の描写をTOPPAN DIGITAL SANDBOX®チームが設置。


このほかにもオフィシャルパートナープログラムとして『RADIO SAKAMOTO Uday -New Context Fes × DIG SHIBUYA-』と題し、J-WAVEで2023年まで20年に渡り放送された坂本龍一のレギュラープログラム『RADIO SAKAMOTO』の意思を受け継ぐトリビュートフェスも実施。開催は2月10日(月)で、Cornelius、砂原良徳、真鍋大度+岡村靖幸、TOWA TEI、北村蕗らが出演する。
『DIG SHIBUYA 2025』
●開催日程:2025年2月8日(土)から2月11日(火・祝)の4日間
●開催場所:渋谷公園通り周辺エリア 他
●参加費用:無料(ただし、一部のプログラムは有料)
●主催:SHIBUYA CREATIVE TECH実行委員会・独立行政法人日本芸術文化振興会・文化庁
●共催:渋谷区
●オフィシャルパートナー: 株式会社J-WAVE、株式会社デジタルガレージ、東急株式会社、東急不動産株式会社社、日本航空株式会社、株式会社パルコ、ブラックマジックデザイン株式会社、Flickplay、三井不動産株式会社
●パートナー: 株式会社アスコットジャパン、株式会社Infinect、Airbnb Japan 株式会社、株式会社オーディオテクニカ、Google for Startups、クラシエ株式会社、KDDI株式会社、ゲール・アーキテクツ、CyberAgent Legit、Zora Labs、タワーレコード株式会社、株式会社ディー・エヌ・エー、TOPPANデジタル株式会社、NEWVIEW(STYLY / PARCO / LOFTWORK)、Peatix Japan株式会社、フリットジャパン株式会社、X Vision株式会社
●協力:ケベック州政府在日事務所、一般社団法人渋谷駅前エリアマネジメント、しぶきたパートナーズ
渋谷スクランブルスクエア株式会社、渋谷新聞、フィンランドセンター
●メディアパートナー:ENGAWA株式会社(Tokyo Weekender)、株式会社J-WAVE、CINRA、NiEW 株式会社
●後援:東京都(パブリックアート部分)、一般財団法人渋谷区観光協会、一般社団法人渋谷未来デザイン
●連携協力:シビック・クリエイティブ・ベース東京CCBT
●委託:令和6年度日本博2.0事業(委託型)
●特別協力:渋谷公園通り協議会、渋谷公園通商店街振興組合、渋谷センター商店街振興組合、
渋谷道玄坂商店街振興組合、渋谷百軒店商店会
●クリエイティブ・サイト開発:株式会社モノサス
●事務局: 株式会社シブヤテレビジョン
●広報・調査 : indigo株式会社、株式会社III Three
●調査プラットフォーム: 株式会社はこぶん
●アート企画: NANZUKA、NEORT
●instagram:https://www.instagram.com/digshibuya/