「世界を変える30歳未満」にLANA、魚豊、高比良くるまら。『Forbes JAPAN』が発表

『Forbes JAPAN 30 UNDER 30 2024』が、8月23日（金）に発表された。

世界80カ国で46のローカル版を発行する経済誌の『Forbes』が、「世界を変える30歳未満」として、テクノロジー / 教育 / メディアなどさまざまなカテゴリーから30人の新しい才能を選出する企画である「30 UNDER 30」。2011年から米国版がスタートし、日本では『Forbes JAPAN』によって2018年から毎年発表されている同企画は、30歳未満の日本人もしくは日本を拠点に活躍している人物であることを前提に、現在グローバルな舞台で活躍をしているか、今後グローバルに活躍することが期待されるか、または従来の業界のルールや壁を打ち破り、常識を覆すような新しい挑戦をしているかが選考基準となっている。

『Forbes JAPAN 30 UNDER 30 2024』として選出されたのは、アート、エンターテイメント、ビジネス、スポーツなど各分野で非凡な輝きを放つ30組。ミュージシャンからはラッパーのLANAやMFS、シンガーソングライターのa子、ダンス＆ボーカルグループのBE:FIRSTのほか、2月の東京ドーム公演をもって解散したBAD HOPのYZERRが起業家 / プロデューサーとして選ばれた。LANAは『Forbes JAPAN』2024年10月号の表紙にも起用されている。

俳優では『第76回エミー賞』最多25ノミネートとなったハリウッド版大河ドラマ『SHOGUN 将軍』で宇佐見藤役を演じ、その演技が世界的に注目を集める穂志もえかが選出。このほかに、映画『ゴジラ-1.0』のVFXが絶賛されたエフェクトアーティスト / コンポジターの野島達司、King GnuやきゃりーぱみゅぱみゅなどのMVにも参加した特殊メイクアーティストの快歩、地動説を描いた『チ。 ―地球の運動について―』の漫画家・魚豊、『中原中也賞』などを受賞している詩人の水沢なお、2024年パリオリンピックの開会式で旗手を務めたブレイクダンサー・半井重幸（Shigekix）、2023年の『M-1グランプリ』で優勝した漫才コンビ・令和ロマンのボケ担当・髙比良くるまらも名を連ねた。また、「Audi特別賞」として俳優・今田美桜ら3名、「MUFG特別賞」として工芸作家・家長百加ら3名、「NORQAIN特別賞」としてプロスキージャンパー・小林陵侑が選出されている。

なお、8月22日（木）には『Forbes JAPAN 30 UNDER 30』の公式YouTubeチャンネルが開設され、8月25日（日）にはArtistspokenとの共同制作コンテンツである音声配信番組『3003 -サンゼロゼロサン-』がスタート。YouTubeには2023年度受賞者のグローバルガールズグループ・XG、音声配信番組にはMCとして髙比良と2023年度受賞者のモデル・シャラ ラジマ、初回ゲストとしてBE:FIRSTのLEOとMANATOが出演している。