雑誌と連動の企画ライブ『BRUTUS JAZZ WEEKEND 2024』に林正樹×坂本美雨ら

『BRUTUS JAZZ WEEKEND 2024』が、4月5日（金）から8日（月）まで、東京・南青山のBAROOMで開催される。

2月に発売された『BRUTUS』と連動し、スペシャルセッションやコラボレーションなどのさまざまな角度から「ジャズの入口」を体験できる同イベント。今回は会場にオブジェクトベースを用いたイマーシブオーディオシステム『d&b Soundscape』が用いられ、没入感と臨場感が体感できる音響となっている。

初日となる5日（金）は、19:30から「石若駿 SONGBOOK TRIO」、21:10から「Banksia Trio」が出演する。「石若駿 SONGBOOK TRIO」はボーカルに角銅真実、ギターに西田修大を迎えた石若の「歌もの」プロジェクトで、石若はピアノをメインに演奏。「Banksia Trio」はベース・須川崇志、ピアノ・林正樹、ドラム・石若からなるトリオとなっている。

翌6日（土）は、17:00から「Mark de Clive-Lowe RONIN ARKESTRA」、18:40から「BIGYUKI×真鍋大度」、20:40から「清水靖晃×國本怜」が出演。「Mark de Clive-Lowe RONIN ARKESTRA」はキーボード奏者 / プロデューサーのマーク・ド・クライヴ−ロウ（Mark de Clive-Lowe）が日本の新進気鋭のミュージシャンを集めて結成したバンドで、MELRAW、馬場智章、類家心平らが参加している。「BIGYUKI×真鍋大度」は、『BRUTUS』の企画で対談した両名が初のコラボレーションを披露。「清水靖晃×國本怜」は、作曲家 / プロデューサー / サクソフォン奏者の清水とサウンドアーティストの國本による特別ライブで、2018年には2度のヨーロッパツアーを同編成で敢行している。

3日目となる7日（日）は、17:00から「馬場智章NEW PROJECT」、18:40から「海野雅威SPECIAL QUINTET」、20:20から「Marty Holoubek’s SPECIAL BAROOM BAND with 日野皓正」が出演する。「馬場智章NEW PROJECT」は映画『BLUE GIANT』の主人公のサックス演奏を担当して注目を集めた馬場による新プロジェクト。キーボード・渡辺翔太、ドラム・小田桐和寛とのトリオで、プロジェクトのためのオリジナル曲が中心に披露される。

「海野雅威SPECIAL QUINTET」は、ニューヨークを拠点に活躍するピアニストの海野が今回のために結成したクインテット。メンバーはトランペットに広瀬未来、アルトサックスに中島朱葉、ベースにシンサカイノ、ドラムにジーン・ジャクソン（Gene Jackson）となっている。また、同日のトリをつとめる「Marty Holoubek’s SPECIAL BAROOM BAND with 日野皓正」は、ベースのマーティ・ホロベックをリーダーに、ピアニストのデヴィッド・ブライアント（David Bryant）、ドラマーのジーン・ジャクソンがトリオを結成。ゲストとしてレジェンドドランペッター・日野皓正が参加し、この日限りのセッションを行う。

最終日の8日（月）には、初日に「Banksia Trio」でも出演した林と坂本美雨のデュオが登場。林は三宅純、椎名林檎らのアーティストをはじめとしたスタジオワークに多く参加するほか、映画『すばらしき世界』の作曲やアニメ『ユーリ!!! on ICE』の演奏など、劇伴の担当でも知られている。

また、ボーカリスト / 文筆家などとして活躍する坂本は、2023年に自身初の韓国ワンマンライブを開催。4月には香港で開催される音楽フェス『ImagineLand 天空草地 2024』に出演も決定しており、、海外でも積極的にライブ活動を展開。シンガーソングライター・おおはた雄一とのユニット「おお雨」としてもフェスをはじめ数多くのイベントに出演している。

4月8日（月）の公演チケットはZaikoから購入可能。5日（金）から7日（日）のチケットは完売となっている。