無数の宇宙猫が空を舞うヤノベケンジの大規模アートがGINZA SIXの吹き抜けに展示

東京・銀座のGINZA SIXで、ヤノベケンジによる大規模アート『BIG CAT BANG』が4月5日（金）より展示される。

ヤノベは社会的なメッセージとユニークさを併せ持つ機械彫刻や巨大彫刻で知られる現代美術家で、同作は旅をしながら福を運ぶ猫『SHIP’S CAT』シリーズの新作。GINZA SIX中央の吹き抜け空間を地球を含む銀河と捉え、無数の宇宙猫が空を舞う。また、浮かぶ宇宙船は『太陽の塔』へのオマージュで、展示には岡本太郎記念館も協力。大阪・茨木で育ち、幼少期に体験した「廃墟化した万博」にそびえ立つ『太陽の塔』をクリエイションの起点とするヤノベが、ビッグバンから現在までの宇宙のダイナミズムを新しい生命の物語として紡ぎ出す。

35億年前に生命がこの地球に誕生し、5度にわたる生物大量絶滅を乗り越えて、いま私たちは生かされている。生命はどこから来て、そしてどこに行くのか?

岡本太郎が言い放った「芸術は爆発」のテーマを「猫大爆発」という妄想に乗せて、生命と宇宙の神秘のイマジネーションの炸裂をお届けしたい。

混迷と危機の世紀に立つ現在だからこそ、我々は想像と創造を爆発させ、宇宙からの俯瞰した視点を獲得しなければならないのだ。

アーティストメッセージ（作品に込めた想い）

『BIG CAT BANG』は2025年夏まで展示される予定。館内では『SHIP’S CAT』シリーズの彫刻作品や1/50サイズの『太陽の塔』原型模型も展示されるほか、4月5日（金）から14日（日）までは宇宙猫グッズや『BIG CAT BANG』メイキングブックの先行販売も行われる。