ARTISTS
ともに発信を行うアーティストたち

小説家。1982年、東京都八丈島生まれ。埼玉県で育つ。2011年、「楽器」で新潮新人賞を受賞しデビュー。2015年、『愛と人生』で野間文芸新人賞、2016年「死んでいない者」で芥川龍之介賞を受賞。他の著作に『ジミ・ヘンドリクス・エクスペリエンス』『茄子の輝き』『長い一日』『ラーメンカレー』『さびしさについて』(植本一子との共著、原題『往復書簡 ひとりになること 花をおくるよ』)など。

岸野雄一
1963年、東京都生まれ。東京藝術大学大学院映像研究科、京都精華大学メディア表現学部、美学校等で教鞭をとる。「ヒゲの未亡人」「ワッツタワーズ」などの音楽ユニットをはじめとした多岐に渡る活動を包括する名称としてスタディスト(勉強家)を名乗る。銭湯やコンビニ、盆踊り会場でDJイベントを行うなど常に革新的な場を創出している。2015年、『正しい数の数え方』で第19回文化庁メディア芸術際エンターテインメント部門の大賞を受賞。関東大震災から100年、著しい被災から復興した隅田公園を舞台に、鎮魂の意を込めた踊りを捧げる『すみゆめ踊行列』プロデューサー。

Cornelius
1969年東京都生まれ。1989年、フリッパーズギターのメンバーとしてデビュー。バンド解散後、1993年、Corneliusとして活動開始。2023年6月、7thオリジナルアルバム『夢中夢 -Dream In Dream-』を発表。同年10月より開催された『AMBIENT KYOTO 2023』に参加し、カセット作品『Selected Ambient Works 00-23』をリリースした。2024年に活動30周年を迎え、6月26日に近年発表してきたアンビエント色の強い作品を中心に再構築した作品集『Ethereal Essence』を発表。自身の活動以外にも、国内外多数のアーティストとのコラボレーションやリミックス、プロデュースなど幅広く活動中。

栗野宏文
1953年ニューヨーク生まれ。大学卒業後にファッション小売業界で販売員やブランド・ディレクターなどを経験し、1989年に重松理らと共にユナイテッドアローズを設立。常務取締役として販売促進部長、ディレクターなどを兼任後、チーフクリエイティブオフィサーに就任。1996〜2002年、2009年、2013年にベルギー王立アントワープ・アカデミーのファッション学部、卒業審査員を担当。2004年には英国王立美術学院より名誉フェローが授与され、BOF(ビジネス・オブ・ファッション)、ファッションの世界に影響を与える500人に選出される。2014年よりLVMHプライズ外部審査員。2023年『毎日ファッション大賞・鯨岡阿美子特別賞を受賞。

太田達成
1989年宮城県出身。初短編『海外志向』で京都国際学生映画祭グランプリを受賞したのち、東京藝術大学大学院へ進学。修了作品『ブンデスリーガ』(2017年)がスペイン「FILMADRID」等に入選。最新作『石がある』が2024年9月6日から公開予定。

馬場智章
1992年、北海道札幌市生まれ。2011年にバークリー音楽大学入学。卒業後はニューヨークに拠点に活動。2020年に帰国後はリーダープロジェクトに主軸に置き、『ELECTRIC RIDER』(2024年)を含む3枚のリーダーアルバムをリリース。2023年公開のアニメーション映画『BLUE GIANT』にて、主人公・宮本大のサックス演奏を担当。

Glen Check
ジュンワン(Vo / Gt)とヒョッキ(Ba /Key)を中心に結成され、2011年にEP『Disco Elevator』でデビュー。2012年リリースの『Haute Couture』、2013年リリースの『YOUTH!』で2年連続して韓国大衆音楽賞の最優秀ダンスエレクトロニックミュージック賞を受賞。韓国では大型ロックフェスの常連バンドとして知られ、日本でも2012年と2013年に『SUMMER SONIC』に出演したほか、アメリカ、フランス、ドイツ、香港のフェスにも出演するなど国内外で活躍。2023年にジェイボ(Gt / Key)が正式合流し、現在はドラムを加えた「Band Live Set」とエレクトロニックセットの「Electronic Live System」の2形態でライブ活動を展開している。

岩井秀人
作家 / 演出家 / 俳優。2003年ハイバイ結成。東京であり東京でない小金井の持つ「大衆の流行やムーブメントを憧れつつ引いて眺める目線」を武器に、家族、ひきこもり、集団と個人、個人の自意識の渦、等々についての描写を続けている。2012年NHK BSドラマ『生むと生まれるそれからのこと』で『第30回向田邦子賞』、2013年舞台『ある女』で『第57回岸田國士戯曲賞』受賞。近年はプロデュース企画も積極的に行う一方で、ひきこもりや父親のDVなど岩井自身に起こってきたパーソナルの問題を題材にして劇作を続けてきた自身の作劇スタイルを発展させ、「参加者自身に起きたひっでー話を書き、演劇化する」企画『ワレワレのモロモロ』を全国各地、世代を超えて継続的に開催している。また、10代の4年間をひきこもって過ごした自身の経験をもとに、ひきこもりやDVなど社会問題に関する講演 / メディア活動や、支援団体との協力なども精力的に行っている。

鶴谷香央理
漫画家。1982年、富山県生まれ。BLを介した老婦人と少女の交流を描いた『メタモルフォーゼの縁側』(1〜5巻、KADOKAWA)が、各賞を受賞し映画化されるなど大きな話題となる。他の著書に『don't like this』(リイド社)、『レミドラシソ 鶴谷香央理短編集 2007-2015』(KADOKAWA)。現在「web TRIPPER」にて『傲慢と善良』(原作:辻村深月)連載中。

小林エリカ
作家、アーティスト。1978年生まれ。著書に『親愛なるキティーたちへ』(リトルモア)、『マダム・キュリーと朝食を』(集英社、第151回芥川龍之介賞候補)、『女の子たち風船爆弾をつくる』(文藝春秋、第78回毎日出版文化賞受賞)など。

cero
2004年結成。メンバーは髙城晶平、荒内佑、橋本翼の3人。これまで4作のアルバムをリリース。3人それぞれが作曲、アレンジ、プロデュースを手がけ、サポートメンバーを加えた編成でのライブ、楽曲制作においてコンダクトを執っている。今後のリリース、ライブが常に注目される音楽的快楽とストーリーテリングの巧みさを併せ持った、東京のバンドである。2023年5月、5作目となるアルバム『e o』をリリース。2024年9月、初のライブ音源作品『Live O Rec』を発表した。

アナ・リリ・アミリプール
イラン系アメリカ人の映画監督、脚本家、プロデューサー。長編デビュー作『ザ・ヴァンパイア 〜残酷な牙を持つ少女〜』(2014年)が『サンダンス映画祭』で上映されて話題を呼ぶ。2作目の『マッドタウン』(2016年)は『ベネチア国際映画祭』でプレミア上映され「審査員特別賞」を受賞。2023年11月17日、最新作『モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン』が日本公開される。
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