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キース・ヘリングとバスキアが繋いだストリートとアート

グラフィティアートは進化の中でさらに絵画的になり、「ストリートアート」というより⼤きなくくりの中に取り込まれる。その中で爆誕した時代の寵児が、キース・ヘリングとジャン=ミシェル・バスキアである。彼らの登場によってストリートアートはギャラリーに進出し、街⾓の落書きではなく正式なアート作品としてスポットを浴びることになる。
本展ではキース・ヘリングとバスキアに関しては展⽰数こそ少ない が、彼らの作品エリアだけがギャラリー⾵の真っ⽩な塗装壁になっており、ストリートアートの歴史にとってここが⼤きな転換点だったのだ、と直感的に感じられるようになっている。