SIRUP×Ayumu Imazu対談。世界で活躍する2人が共有する、社会課題の入り口

アーティストとしての自分と、普段の人間としての自分     

Ayumu：僕はアーティストとして立っている自分と、普段の自分の距離を少なくしたいというか、違う顔を付けてステージに上がらないことを大事にしていて。だからこそ、アーティストとしてだけではなく、普段の生活や習慣として、自分できちんと考えることから始めないといけないと思いました。

SIRUP：Ayumuはダンスがライフワークだから、MCから踊り始めるまでの流れがフラットなのが羨ましい。

Ayumu：他のアーティストがやるようなMCでの盛り上げができないタイプで。MCでもありのままで話しています。

SIRUP：俺も普段の自分のままでステージに上がれるようになってから説得力は大きくなったかも。もちろんライブはある程度演じないと魅せられないけど、自分たちのパフォーマンスがより直接届いている感じがする。

―ステージと日常生活の距離を縮めるために、普段からカメラで撮られているイメージで生活すると言っているアーティストもいますよね。     

SIRUP：それはあると思う。自分はファン対応もいろいろ考えていて。道とかで会っても、普通に会話している（笑）。

―最後に、 お互いへの活動の期待や、今後一緒に取り組みたいことを教えてください！ 

SIRUP：Ayumuは「今勢いがある人」として必要なものを全部持っているというか、自然に道を切り拓いている感じがある。だから日本の音楽シーンにも、活動をもっと見せていってほしいなって思っていて。このインタビューにしても、答えないといけないから考えているって感じではなく、ここまでハッキリと物事を考えて答えられる人     も希少だと思うし。だから結局……曲を一緒に作りたいですね！     

Ayumu：やりましょう！僕もライブがすごく楽しみですし、こういったメッセージ性のあるイベントが新鮮なので、純粋に楽しみです。