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ONE OK ROCKのワールドツアー初日レポート 「世界を制する」のは夢ではない

2024.9.20

#MUSIC

photo by Masahiro Yamada
photo by Masahiro Yamada

Takaが語るONE OK ROCKの使命

勢い衰えぬまま”Take what you want”、”カラス”、”Neon”といった楽曲を続けて披露したあと、本編最後のMCでバンドの使命や世界を目指すことについて淡々と語り始めた。

人生それぞれ役割があるとしたら、デカい壁を登っていくことがONE OK ROCKの役目であること、小さな幸せや失恋を歌うアーティストも、コンプレックスをポジティビティに昇華するバンドもさまざまいるなかで、世界を回る日本人だからこそ言えることがあること。世の中を舐めきっている自分だからこそ、思ったことを簡単に口にできる国ではない日本で、嫌われても言わなきゃいけないことを愛を持って声に出す使命を背負っていること。そして、世界中を回って、「日本のバンドが世界を制することを突きつけてくる」ことを宣言した。

Taka(photo by Masahiro Yamada)

さらに、そんなバンドの「自分が動けば世界が変わること」を伝えるためのツアーだとしたうえで、改めてファンやスタッフへの感謝も強調しつつ「みんなも同じ気持ちで自分の限界を超えてほしい。僕たちはいつも1つです」と”We are”へ。オーディエンスから巻き起こったサビの大合唱は、鳥肌が立つほどにこの日披露されたどの楽曲よりも大きく、Takaのメッセージが伝わっていることは明らかだった。続く”Mighty Long Fall”では、会場全体がヘドバンで1つの大きなうねりを生み出し、友人同士で肩を組んだヘドバンが、隣り合わせたファンをも巻き込みながら、ヘドバンの最小単位が次第に大きくなっていく。最後には、ファン同士が前後左右、誰であろうと関わらずハイタッチを交わす光景へと変わり、本編は幕を閉じた。

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