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帰り道まで気分がいいのは都市型の魅力
終演後、もう一度「MARKET FIELD」を通って帰路につく。ケヤキ並木のど真ん中に立てられたやぐらの方向から、“イエローサブマリン音頭”が聴こえてくる。大滝詠一が主宰した「ナイアガラ・レーベル」とJ-WAVEがタッグを組む「ナイアガラ盆踊り」のステージだ。ゆっくりと店じまいを始めているショップを、もう一度覗いて回るのも楽しい。昨日目に留まった猫のハンカチを、おみやげに買う。「LIVE FIELD」のチケットには、ラウンジ特別席は5,000円、通常でも1,000円分のマーケットチケットがついていて、最後にそれを使ってから帰ろうという人も近くにいた。とてもいいアイディアだと思う。

なるほど、都市型カルチャーフェスとはこういうことかと、いろんな意味で腑に落ちた今年の『INSPIRE TOKYO』。音楽とマーケットとフードがゆるやかに繋がり、無料でも有料でも、フリーダムにピースフルに楽しめて、帰り道まで気分がいい、こんなフェスが東京のど真ん中にあるのはいいことだ。来年もまたここでやってくれると嬉しい。See you next time、Peace&Love。
『J-WAVE presents INSPIRE TOKYO 2024 -Best Music & Market- supported by TimeTree』
オフィシャルサイトでは、各出演者のレポート写真やセットリストも公開中
https://www.j-wave.co.jp/special/inspire2024/