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日本に上陸しないなら私が持ってくるしかない
NINA:実は「こういうものを探していたんですよ」と言ってくださるお客様が多くいらっしゃいます。すごくゴツいものというよりかは、肌なじみのいいようなデザインを選んでいるんです。だからこそ、つけっぱなしにしていても気づかないぐらいだけど、鏡でお風呂前に自分を見るとキラキラしているという、ちょっと楽しみがあったりすると思います。
タカノ: NINAさんがパーマネントジュエリーと出会ったきっかけは何だったんですか?
NINA:父がアメリカ人で母が日本人で、アメリカで生まれ育ったので、海外の中でも特にアメリカのトレンドのアンテナを張っていました。そのときに、パーマネントジュエリーというものが出てきたんです。コロナ禍で、繋がりとかお守りになるような物の発明とかがどんどん増えていった上で、肌の上で溶接できる機械が発明されたんですよね。この機械ができたから、パーマネントジュエリーができるようになりました。ニューヨークで始まったトレンドなんですが、なかなか日本に上陸しなくて。かわいくて絶対需要があるし、もう私が持ってくるしかないな、と思ってブランドを立ち上げて始めました。
タカノ: テクノロジー先行からアイデアが生まれたというのは面白いですね。肌の上で溶接って、よく考えたら今までありえなかったことですもんね。
NINA:長時間高熱で金属を溶かすなんて怖いじゃないですか。