グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。
12月10日は、写真家の松本時代さんからの紹介で、音楽レーベル「DECKREC」の主宰で、バンド「CHILDISH TONES」としても活動する、ネモト・ド・ショボーレさんが登場。レーベルを始めたきっかけや、ドレスコーズ・志磨遼平さんとの交流、自身が所属しているバンドの活動などについて伺いました。
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Scoobie Do、黒猫チェルシーなどが所属する音楽レーベル「DECKREC」を主宰
Celeina(MC):ネモト・ド・ショボーレさんは、レーベル「DECKREC」を主宰していらっしゃいます。「DECKREC」は、1999年に誕生して今年で創立25周年。POLYSICS、Scoobie Do、毛皮のマリーズ、黒猫チェルシーなど、数々のアーティストが所属してきたレーベルですが、始まったきっかけはなんだったのでしょうか?
ネモト:1998年くらいに、たまたま僕が働いていたライブハウスにPOLYSICSが出演しているのを見て、「何かやりたいな」と思ったのがきっかけです。そのライブハウスの親会社がレーベルをやっていたので、自分もレーベルを始められないかなと動き始めました。
Celeina:ちなみに、どのあたりのライブハウスですか?
ネモト:下北沢の「CLUB Que」というところです。
タカノ(MC):POLYSICSは、やっぱり当時から違いましたか?
ネモト:そうですね。当時メンバーが全員10代だったんですけど、もう完成されていました。つなぎを着て、ニューウェーブやガレージパンクっぽい音楽をすでにやっていましたね。
タカノ:なるほど。ネモトさんのアンテナに引っかかって、レーベルがスタートしたんですね。
ネモト:「DECKREC」はそもそも、POLYSICSの楽曲をリリースするために作ったレーベルなんですよ。なので、リリースが終わったら、レーベル自体が終わるかなと思っていました。
Celeina:レーベルを作ろうと思って、最初はどのように動かれたんですか?
ネモト:POLYSICSと出会って、「何かやりたいな」という初期衝動みたいな感じで始まったんですよ。だから、レーベルをやりたいという若い子たちにはなんの参考にもならない感じで始めました(笑)。
タカノ:でもそこから、Scoobie Do、毛皮のマリーズ、黒猫チェルシーなど、個性の光るバンドが所属していますよね。
ネモト:僕自身がモッズやガレージパンクなどの1960年代の音楽が好きだったので、そういう流れの中にいたバンドをいっぱいリリースしてきた感じです。