グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。
11月27日は、ジュエリーブランド「TOUROU」の小川晴香さんからの紹介で、『アースデイ東京』事務局長の河野竜二さんが登場。『アースデイ東京』の活動内容や、人手不足の農家を救ったプロジェクト、社会活動をするようになったきっかけについて伺いました。
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『アースデイ東京』で大切にしているのは、市民が社会活動に参画できるきっかけ作り
タカノ(MC):『アースデイ東京』という名前を聞いたことがあるリスナーの方も多いのかなと思いますが、改めて、どんなイベントなのか教えてください。
河野:もともとアースデイは、4月22日を母の日や父の日のように、地球を祝う1日にしようと、1970年からアメリカで始まった運動です。この日は、例えばゴミを拾うなど、1人1人ができるムーブメントを広げようということで、 2000万人以上が参加しました。そこから約180ヶ国へ広がっていき、日本では1990年代から始まりました。そして2001年からは、代々木公園で、環境フェスティバルという形で、2日間で10万人以上を動員しています。サステナブルな食や、アーティストのライブなどを楽しめる、お祭りのようなイベントです。
Celeina(MC):河野さんは『アースデイ東京』の事務局長ですが、具体的にどんなお仕事をされているんですか?
河野:『アースデイ東京』はイベントとして開催していますが、イベント自体が目的ではなく、市民が社会活動に参画できるきっかけ作りを大事にしています。例えば、『アースデイ東京』の実行委員会があるんですが、皆でキャッチコピーを決めたり、ビジュアルデザインを考えたり、イベントを計画したりするなど、誰もが参加できるフィールドで考えていくというプロセスを重要視しています。僕自身は、実行委員会を運営し、事務局という形で、色々な人を繋げたり、アイデアを吸い上げたりして、最後は形にしていくということをやっています。
タカノ:河野さんが、人と人の間に入ることが多いのですね。
河野:そういうことばかりやっていますね。知らない間に気がついたら、人と人を繋ぐ存在として関わらせていただくことが多いです。
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「ニュー農マル」は人手が欲しい農家と、農業に興味がある人を繋ぐプロジェクト
Celeina:河野さんは、『アースデイ東京』の事務局長以外にも、地元の湘南で鎌倉の農業を新たな形で継承するコミュニティ型農業支援「ニュー農マル」や、鎌倉市の腰越にある海の見える宿「koyurugi stay」のプロデュース、そして2020年からは環境省「つなげよう、支えよう、森里川海プロジェクト」の事務局に関っているそうですね。さらに、なんとJ-WAVEの大学生コミュニティ「WACODES」にも関わられているんですか?
河野:『INSPIRE TOKYO』というイベントにJ-WAVEの学生チーム「WACODES」が関わっていらっしゃると思いますが、そのお手伝いをさせていただいています。
タカノ:お世話になっています!
河野:いえいえ、とんでもないです。
Celeina:他にも気になるトピックがいっぱいありましたが、今ご紹介した中で、「ニュー農マル」について教えてください。「農」は農業から取っているんですよね。
河野:はい。我ながら、なかなかいいネーミングだと思っています(笑)。
Celeina:こちらは、どんなプロジェクトなのでしょうか?
河野:プロジェクトの舞台は鎌倉です。鎌倉も全国の地方と同様、農家さんの高齢化がすごくて、担い手不足が課題となっています。そういった農家さんの手助けをしたいという思いから、人手が足りていない農家さんと、農業に興味がある方を繋げるようなコミュニティを運営しています。実際に農作業を手伝ったり、時には農家さんと一緒にご飯を食べたり、農家さんの話を聞いたりするなどをしています。
