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出版レーベル「地下BOOKS」の小野寺伝助は、ZINEのあり方も「パンク的」と考える

2024.10.31

#BOOK

ZINEのあり方も「パンク的」だと思う

タカノ:この「パンク的」という概念はどういった考え方なんですか?

小野寺:僕はずっとパンクバンドをやっていて、パンクが大好きなんです。パンクってカウンターカルチャーで、大きなものに反抗したり、既存のシステムに対抗する文化として生まれたという側面が、僕は好きなんです。ただ単に1つの音楽ジャンルというだけじゃなくて、個人の生き方や哲学にも通ずる部分があって、考え方や思想、あり方というところにまで、大きく広げて捉えることができる文化だと考えています。この本では、その「パンク的」な概念に通ずる本を紹介しています。

タカノ:よく考えたら、ZINEという媒体も、インディーズメディアというか、個人が出しているものじゃないですか。大手出版社の流通には乗らないというところで、「パンク的」という概念に通ずる部分がありそうですよね。

小野寺:まさに、ZINEのあり方も僕はパンクだと思っています。

タカノ:ZINEはパンク。良いですね。概念が広がる感じで。

Celeina:このZINEはどこで読めますか?

小野寺:いわゆる一般的な本屋さんには置いていませんが、独立系書店と呼ばれるようなリトルプレスやZINEをよく扱っている本屋さんで販売していただいています。今は100店舗以上で買えると思いますし、いろんな本屋さんの通販でも扱ってくださっているので、ネットで調べていただければ手に入ると思います。

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