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DJユニット「台北コーリング」は、台湾への愛で幅広い年代の台湾音楽を探し続ける

2024.10.25

#MUSIC

グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。

8月28日は、DJ JILOWさんからの紹介で、DJユニット「台北コーリング」のyukiさんと、smoky kaoさんが登場。台湾好きが高じて「台湾音楽縛り」のDJとなった2人に、現地で手に入れたCDコレクションや、ジャンルに囚われないイチオシ台湾楽曲などについて伺いました。

欧陽菲菲などのレジェンド曲から、最新の台湾インディーズまでプレイ

Celeina(MC):台北コーリングは、yukiさんとsmoky kaoさんによる台湾音楽オンリーイベントおよびユニットで、毎回ゲストDJをお迎えして、1970年代から現代まで幅広くジャンルを問わない台湾の曲をプレイされています。

タカノ(MC):台北コーリングは、いつ頃からやっているんですか?

yuki:2020年3月から、イベントを開催しています。

smoky kao:台北コーリングというユニット名が決まったのは、2018年ごろですね。その時にイベントをやろうと決めたんです。

タカノ:イベントの内容は、台湾音楽縛りで曲をかけるということですか?

smoky kao:はい。オールジャンルで台湾の曲が流れるイベントです。

yuki:オールジャンルなので、欧陽菲菲やブラックビスケッツ、テレサ・テンなども流しています。ジュディ・オングの”魅せられて”は中国語バージョンも存在しているので、そういった曲を流すと皆さんすごく盛り上がります。

Celeina:お2人はもともとDJをされていたのですか? それとも台湾がお好きだったんですか? どちらから出発されたのでしょう?

yuki:実は私はDJをしたことがなくて、イベントをやるために DJになりました。

smoky kao:私は台北コーリングの第1回目を開催する1年ぐらい前に、初めてDJをやりました。

Celeina:台湾の音楽が好きという気持ちが強かったんですね。

yuki:そうですね。台湾にはよく旅行で行っていて、現地で音源を買ったりしていました。日本でも、台湾のインディーズに注目をしていたので、前提として台湾が好きという気持ちがあったかもしれないです。

タカノ:オールジャンルということは、先ほど挙げてもらったような超有名なレジェンド曲もあれば、最新の曲も流しているんですか?

yuki:はい。最新の曲もかけます。

タカノ:ここ最近、台湾の音楽が盛り上がっていますよね。

yuki:そうなんです。日本にも毎月のようにライブをしに来ているので、わりと身近な存在になっています。

サブスクだけでなく、ローカルなレコード屋でも音源を探す

Celeina:そういったライブや音源の情報収集はインターネットでされているんですか? それとも現地に?

yuki:両方ですね。最新のものを知るなら、配信やサブスクで聴いたり、現地のレコード屋さんがInstagramで発信している新入荷情報を見たりしますね。ただ、やっぱり現地っぽいものは、ローカルなところに行って探します。

Celeina:そして、今日はCDのコレクションの一部をスタジオに持ってきていただいたそうですね。

タカノ:カラフルで面白そうなジャケットが多いです。

yuki:このCDは、裏側を見ると紙のかけらみたいなのものがいっぱい入っていて面白いんです。これは台北コーリングという名前が生まれた頃に台湾で買った、「椅子樂團」と書いて「The Chairs」と読むバンドのCDです。すごく人気があって、昨年日本にも来ました。

smoky kao:他にも、レコードの7インチが入るサイズのジャケットで、レコードだと思って買ってみたら、中がCDだったというものもありました。中にCDが入るケースがあるんですが、DJでプレイする時はとても取り出しづらいので、普段はビニールケースに入れています(笑)。

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