グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。
7月2日は、現代魔女の円香さんからのご紹介で、リトルプレス制作者 / 韓日文芸翻訳者の広岡ジョーキさんが登場。バルト三国の温浴文化であるウィスキングの魅力や、韓日文芸翻訳者になったきっかけなどについて伺いました。
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サウナについてまとめたZINE『トトノイ人』を刊行
タカノ(MC):広岡さんとは、実は以前お会いしていたんです。
Celeina(MC):そうなんですね。どこでですか?
広岡:タカノさんがライブに出ているのを1度見たことがあります。
タカノ:Frascoというユニットで出ていました。その時にちょっとご挨拶させていただいて、X(旧Twitter)も相互フォローだったんですがすっかり記憶がなくて……でも今蘇りました! その節はお世話になりました。
広岡:5、6年前ですよね。お久しぶりです。
タカノ:こういった機会でまたお会いできて嬉しいです。昨日現代魔女の円香さんから『サイボーグ魔女宣言』というZINEのお話がありまして、広岡さんもデザインで参加されているんですよね。
広岡:デザインと編集のサポートをまるっとやったという感じです。
タカノ:話によると、とてもマルチに活動されている方だとか?
広岡:最近はマルチと言わずに、気が散っていると言うことにしています。
Celeina:いやいや、そんなことないですよ(笑)。その中でもいくつかお話を伺っていきたいと思うんですけれども、広岡さんが主導してZINEを編集発行されているとのことですが、そのタイトルが『トトノイ人』なんですね。これはサウナを扱ったZINEですか?
広岡:そうです。48ページの文庫本サイズのZINEなんですけど、毎回サウナが好きでたまらない人に1人ずつインタビューをした内容をまとめて、ZINEにしています。
Celeina:タカノさんはまさにサウナが大好きすぎてたまらない人ですね。
タカノ:ぜひインタビューお待ちしております。
広岡:いいですか、ぜひ。このZINEは創刊してからコンスタントに出していて、今はちょうど16号目を作っていて、まもなく出るところです。
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フィンランドでサウナだけを巡るツアーに参加
タカノ:広岡さんもサウナはお好きなんですか?
広岡:大好きですね。
Celeina:サウナとの出会いは覚えていらっしゃいますか?
広岡:そもそも私は出身が北陸なんですけど、温浴文化が盛んなところなんです。子供の頃から親に連れられて行ったりとかしていて、大学生になってからも1人で行っていたんですけど、決定的だったのは2019年にフィンランドに行ったことですね。
Celeina:それはサウナ旅ですか?
広岡:そうですね。タナカカツキさんが監修された、フィンエアーで行く、1週間まるまる観光ゼロでサウナだけを巡るツアーに参加しました。前半はルカという地方にあるプライベートなサウナを回って、後半はヘルシンキ市内の都市型サウナを回りましたね。
Celeina:フィンランドのサウナって、日本のサウナとは違いますか?
広岡:最近は結構日本にフィンランドサウナが広がってきていて、ロウリュという、サウナストーンに水をかけられるところが増えてきているんですけど、一昔前までは結構違っていました。やっぱり水蒸気で温めるのがフィンランドのサウナですよね。
Celeina:ロウリュはフロムフィンランドですよね?
広岡:そうです。サウナ自体がフィンランド発祥です。
タカノ:ちょっと待ってください。広岡ジョーキさんの「ジョーキ」って……?
広岡:サウナの蒸気から取っています。
タカノ:すごいですね! 今日着ている服もサウナの絵が描かれていますよね。完全にサウナの方だ。
広岡:SAUNASの服を着てきました。そういうふうにしてきた方がいいかなと思って(笑)。
Celeina:お気遣いありがとうございます、すごく素敵です。話を戻すと、つまり水蒸気で温めるスタイルのサウナがフィンランド式ということですよね。学びになります。