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サウンドエンジニアのRUKEは、自分の耳を信じて自分らしさが出せる音を追求する

2024.9.17

#MUSIC

グータッチでつなぐ友達の輪! ラジオ番組『GRAND MARQUEE』のコーナー「FIST BUMP」は、東京で生きる、東京を楽しむ人たちがリレー形式で登場します。

7月24日は、小説家の安堂ホセさんの紹介で、DJでサウンドエンジニアのRUKEさんが登場。サウンドエンジニアになったきっかけや毎月開催しているパーティー『HALOHALO』について伺いました。

自分の耳を信じ、独学でサウンドエンジニアに

Celeina(MC):RUKEさんはフィリピンにルーツを持つ20歳のDJ。高校時代から独学でサウンドエンジニアに必要な技術を学び、現在は新宿2丁目のAiiRO CAFEにて、自身が立ち上げたパーティー『HALOHALO』を開催されています。LGBTQ+コミュニティーをはじめとした、様々なセクシャリティーをつなぐ架け橋として活動中です。

タカノ(MC):RUKEさんのミックス音源を拝聴したんですけど、インターネット的なフレーバーを感じて、格好良かったです。

RUKE:色々な曲を取り込んで、その中で自分らしさを出せるように意識しています。

タカノ:RUKEさんが音楽に携わるようになったきっかけは何だったんですか?

RUKE:幼少期から音楽に触れる機会が多かったんです。ずっと車で洋楽が流れていましたし、それを家族全員で歌うみたいな。特に2015年頃の曲はよく聴いていましたね。

Celeina:例えばどういったアーティストの楽曲を聴いていたんですか?

RUKE:ビヨンセやレディー・ガガ、リアーナを聴いていました。それをきっかけに歌うことが好きになって。中学生の頃はボーカロイドやアニソンが流行っていたんですが、そういう音楽も好きだったので歌いたくて、スマホのアプリで録音をするようになったんですよ。クオリティは最悪だったんですけど、きちんと質を上げてポストしたいと思いましたし、注目を浴びたいなと。そのためには、きちんとミックスやレコーディングをしなきゃいけないと考えて、高校生になってからマイクを買いました。そこからYouTubeを見たりして勉強をスタートしたのが、サウンドエンジニアになったきっかけです。

タカノ:1人で色々と調べながら活動されていったと。

RUKE:そうですね。正直なところ、ミックスに詳しいというより、自分の耳だけを信じてやってきたんです。設定をいじりながら、自分の好みの音を見つける感覚でした。全くプロではないですけど、一般的に聴くことのできるボーカルミックスはできるようになったかな。

タカノ:もともとDTMがきっかけだったと伺っていますが、オリジナル曲の制作は?

RUKE:曲を書けなかったので、カバーをメインにやっていました。特にアニソンやボーカロイドはバンバン曲が更新されていくので、バズった曲を歌うみたいな。

Celeina:今後、曲を作っていきたいという願望はお持ちですか?

RUKE:今は結構ありますね。もちろんDJも楽しいんですけど、プレーを重ねる中で「自分ならこういった音を作りたい」という像も生まれてきたので。

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