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ニューヨーク・タイムズで取り上げられた、農業の取り組み
Celeina:そして新井さんは、お店だけではなく、農業もやられていると伺いました。
新井:家が農家で、畑がいっぱいあったんですよ。コロナで2020年にお店をクローズしていた時期があって、その期間から畑仕事を始めました。最初は趣味でやっていたんですけど、お店にも野菜を持って行くようになりました。
Celeina:どうやら『ニューヨーク・タイムズ』でも取り上げられたとか。
新井:ダン・バーバーというニューヨークの有名なシェフが世界中にアナウンスした「Kitchen Farming Project」に参加させてもらった時に、取り上げていただきました。シェフが野菜を作って、農業の大切さをアピールしようというプロジェクトです。
Celeina:農業に触れるようになってから、何か得たことはありますか?
新井:料理はレストランで始まるものではなく、畑や土から始まっているものだと感じています。畑だけじゃなく林業や漁業も密接に関わってくるので、そういうものを自分の体験から学んでいる最中です。あまり説教臭くしたくなくて、サンバイザーしてふざけているんですけどね。
Celeina:ではここで1曲、新井さんにこの時間にみんなで聴きたい曲を選曲していただきました。選曲理由を教えてください。
新井:お店でよくジャズを流していて、このアーティストも大好きなんです。映画『ソウルフル・ワールド』の主題歌にもなっている、ジョン・バティステで”It’s All Right”。