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ポール・マッカートニー取材裏話
Celeina:そして大学の卒論のテーマが「なぜThe Beatlesは売れたのか」だったと。
タカノ:読みたい!
矢島:この間、読み返したんですけど、なかなか面白かったです(笑)。
タカノ:書籍化してくださいよ。
矢島:書籍化するほどのクオリティではないかもしれない(笑)。
タカノ:加筆修正とかして。
矢島:確かに。
Celeina:気になりますよね。しかも、その卒論から数年後にミラクルが起きたと。ポール・マッカートニーのインタビューをしたんですか?
矢島:そうなんです。あのレジェンドにお会いさせていただいて。
タカノ:どうやって?
矢島:コンサートプロモーターの方から東京ドームのライブの前々日に「ポールの取材してくれない?」と電話がかかってきて、「そんなことあり得るんですか?」となったんですけど。
Celeina:その年にポールが日本で唯一受けた取材をご担当された方が矢島さんなんですよ。
矢島:今回の『フジロック』の矢沢永吉さんもそうでしたけど、ポールもフレッシュな感性を常に持っている方なので、日本にいる感度の高い若者に届く記事を作りたいっていう意図があったみたいで。それで日本のプロモーターの方が「矢島どう?」とお電話をくれて、「もちろんやらせてください」と。夢のような時間でしたね。
タカノ:ポールさんは素敵でしたか?
矢島:超素敵でした。めちゃくちゃ優しくて、最後は写真も一緒に撮ってくれて。
タカノ:うわー、宝物だ。
矢島:本当に、家宝ですね。
タカノ:卒論は見せました?
矢島:さすがに見せられない(笑)。