メインコンテンツまでスキップ
NEWS EVENT SPECIAL SERIES

YONCE(Suchmos)の新バンドHedigan’sや大貫妙子などが集った『EPOCHS』2日目レポート

2023.10.2

#MUSIC

Photo by Daiki Miura
Photo by Daiki Miura

トリを飾ったTempalay

メインステージ「GRAVITY」にて2日目のトリを飾ったのは、Tempalay。サポートメンバーには榎元駿(ODD Foot Works / Ba)、OCHAN(NIKO NIKO TAN TAN / Syn)がジョイン。「GRAVITY」は屋根が半円型になっていて、天井から吊るされるドーナツ状のセットの中央にはミラーボールがあり、それが瞳のようであり宇宙のようでもあるのだが、そのセットを生かしながら楽曲にあわせて完璧にオペレートされる照明デザインがTempalayのサイケデリック、スペイシー、ときに神々しくもあるサウンドを見事に引き立てていた。

Tempalay(Photo by renzo)
小原綾斗(Photo by Jun Yokoyama)

Tempalayの小原綾斗(Vo、Gt)がMCで、フェスのスタッフが楽しそうだったことを何度か語っていた。様々なフェスやイベントに足を運んでいると、音楽へのリスペクトよりも大人の事情が匂ってくるものもあるのだが、『EPOCHS』は、音楽の文脈を汲んだ良質なラインナップや遠藤治郎を起用した空間・ステージデザインなどから、普段ミュージシャンと近くで接しているスペースシャワーミュージックチームならではの「ライブ」というものに対する深いリスペクトと、クリエイティブへのこだわりが見えるフェスだった。

アート展示の様子(Photo by Daiki Miura)
アート展示の様子(Photo by Daiki Miura)
Photo by Daiki Miura

東京からアクセスがよく、澄んだ空気や気温が気持ちいいだけでなく、なによりそれが心地よさを生んでいた。今年が初開催だった『EPOCHS』、来年以降も続いてほしいと切に願う。

Photo by Daiki Miura

RECOMMEND

NiEW’S PLAYLIST

編集部がオススメする音楽を随時更新中🆕

時代の機微に反応し、新しい選択肢を提示してくれるアーティストを紹介するプレイリスト「NiEW Best Music」。

有名無名やジャンル、国境を問わず、NiEW編集部がオススメする音楽を随時更新しています。

EVENTS