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NEWS EVENT SPECIAL SERIES

YONCE(Suchmos)の新バンドHedigan’sや大貫妙子などが集った『EPOCHS』2日目レポート

2023.10.2

#MUSIC

Photo by Daiki Miura
Photo by Daiki Miura

トップバッターを務めたHaruy

この日トップバッターを務めたのはシンガーソングライターのHaruy。HSUのプロデュースによりデビューしたシンガーソングライターだ。木に囲まれている「ROOTS」ステージのゆったりとした空気の流れに合わせて、TAIHEI(Suchmos、賽 / Pf)と艶やかな歌を奏でた。“Snake”を弾き終えたときに「(テンポ)遅い?」(TAIHEI)、「みんな体感どう? 朝だからちょうどいいかな」(Haruy)という会話が生まれるのもこのステージと二人の演奏ならでは。大貫妙子と坂本龍一による“Tango”のカバーも届けてくれた。

Haruy(Photo by Rintaro Kanemoto)
TAIHEI(Photo by Rintaro Kanemoto)

アジアからの来日ライブ

海外からは、Daniel Wang(ドイツ・ベルリン)、White Shoes & The Couples Company(インドネシア・ジャカルタ)、Leo王 + 雷擎 L8ching + 雲端司機 CLOUDRIVERのスペシャルユニット(台湾・台北)が出演。

今回が念願の初来日となったWhite Shoes & The Couples Companyは、1970年代のインドネシア映画のサウンドトラック、1950〜70年代のインドネシアポップス、さらにクラシックジャズやディスコポップなどから影響を受けたバンドアンサンブルと、ボーカル・Aprilla Apsariの音に身を委ねた自由な踊りから多幸感を放出させて、ステージの前に集まったオーディエンスを満面の笑みにした。

White Shoes & The Couples Company(Photo by renzo)

Leo王 + 雷擎 L8ching + 雲端司機 CLOUDRIVERのセットでは、「台湾のアンダーソン・パークとも称される」とプロフィールに掲げる雷擎のドラムに、Leo王による強靭なビートを刻みながら情緒豊かにストーリーテリングするラップが混ざると、言語や意味を飛び越えて胸を打つような迫力ある音楽が生まれていた。

Leo王 + 雷擎 L8ching + 雲端司機 CLOUDRIVER(Photo by Jun Yokoyama)

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