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YouTubeは種をまく感覚
タカノ:実は僕も趣味で小説を書いてて、プチ作家志望みたいな感じなんですけれども。佐藤さんが『小説家佐藤青南のとはずがたり』というYouTubeをやられてて。僕、チャンネル登録してまして。
佐藤:ビックリしましたね(笑)。
タカノ:小説の書き方とか新人賞応募のやり方を発信されてて、参考にさせていただいてたんです。だからゲストで来られるって聞いて驚いて。
佐藤:じゃあ僕が師匠じゃないですか(笑)。
タカノ:そうなんですよ(笑)。YouTubeを始めようと思ったきっかけは何だったんですか?
佐藤:最初にYouTubeチャンネルを作ったきっかけは、自分の小説のPVを自分で作っていたからなんですよ。役者さんを集めて、レンタルスタジオを借りて、映像を撮って、音楽つけてみたいな。
タカノ:今までの経験が活きてそうですね。
Celeina:ミュージックビデオみたいな感覚ですよね。
佐藤:そうですね。友達のミュージシャンを集めてレコーディングしたりとか。それをアップするためにチャンネルを立ち上げて、いくつか動画を投稿していたんですけど、そんなに話題にならなくて。しばらく放置していたんだけども、みんなYouTubeを始める流れになってきたじゃないですか。
Celeina:おうち時間が増えましたからね。
佐藤:そうですね。なので種をまくみたいな感覚で。バズって大金持ちになってやろうみたいなのはないですが、小説のプロモーションの可能性を探るみたいな感覚ですね。
タカノ:私もいろいろ勉強させてもらったり、勇気づけられたりしてますから。すごく社会的意義のあるチャンネルだと思ってます。
Celeina:小説家志望じゃなくても普通に楽しめちゃうような、小説家は普段何を食べているのかっていう質問に答えられたりとか。
タカノ:なかなかわからないですよね。ミステリー作家さんが何を食べてるかとか。
佐藤:食べ物は普通ですよ(笑)。
タカノ:僕が好きだった動画は1時間無言で執筆してる様子を配信するっていう動画。1時間夫婦で見ましたから。
Celeina:タカノさんも一緒に執筆したんですか?
タカノ:僕も書いてみたんですけど全然進まなくて。でも、佐藤さんが原稿用紙40枚分をガーッて書くんですよ。それを励みにしながら。
佐藤:一緒に動画を流しながら書いている方は結構いらっしゃいますね。他の人が作業してるっていうのが励みになるみたいで。
タカノ:皆さんもぜひチャンネル登録を。質問の回答がすごく面白いのでチェックしてみてください。
Celeina:それではここで、佐藤さんにこの時間にラジオでみんなで一緒に聴きたい曲を選んでもらったんですけれども、どんな曲でしょうか?
佐藤:The Strutsの“Could Have Been Me”という曲です。
Celeina:選曲理由は?
佐藤:僕は毎年『SUMMER SONIC』に行ってて、そこで出会ったんですよ。このバンドが毎回ライブの最後にやるアンセムで、ハンドクラップが入っているんですけど、オープンエアーでやるとみんなで手を振って。僕はこの曲を聴くと夏の青空が思い浮かぶので、ちょうどいいかなと思って選びました。
Celeina:いいですね。それでは聴いてみましょう!