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BiSHをもっとも近くで見てきた、飯田仁一郎×西澤裕郎対談。結成前夜から解散ライブまで

2023.6.29

#MUSIC

BiSH結成〜メジャーデビュー(2015年〜2016年)

2015年11月のBiSHアーティスト写真(旧メンバーのハグ・ミィ含む6人体制)

―結成からメジャーデビューまでのタイミングで、グループのターニングポイントになったと思う出来事やエピソードはありますか?

西澤:僕は、2ndアルバムの『FAKE METAL JACKET』のリリースが核になったと思いますね。“beautifulさ”とか、このアルバムの曲が今のライブでもメインになっている。

それまでの松隈さんのJ-POPとJ-ROCKとメロコアをかけ合わせたような楽曲から、もうちょっとオルタナティブなギターロックサウンドに変わったというのも新鮮で。静かなところから一気に激しくなる“ALL YOU NEED IS LOVE”のような曲も入っている。ここで今のBiSHの音楽的な基盤ができてきたんじゃないかと思います。

BiSH / beautifulさ [NEW HATEFUL KiND TOUR]@NHKホール

飯田:僕も全く同じことを思います。“スパーク”とか“サラバかな”とか、この頃は松隈さんと渡辺さんがめちゃくちゃ油が乗っていった時期だったなと。やっぱり、楽曲がグループを引っ張った感が強いですね。

―僕が最初にBiSHを観たのは2016年の恵比寿LIQUIDROOM(『Eden of Sorrow Tour Final「IDOL is SHiT」』)だったんです。当初はBiSをもう一度やるんだ、過激なことをやるグループなんだってイメージで観ていたんですけれど、ライブがかっこいいグループなんだっていうイメージに変わったのがこのタイミングだったような気がします。

西澤:そうですね。『FAKE METAL JACKET』ができたことで方向が定まって焦点が絞られた感じがしました。

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