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サイズ感や金額感が規格外な、宇宙開発
未来館の展示内容はまじ広範囲。プラネタリウムみたいなドームシアターで上映される3D映像プログラム『バースデイ』、宇宙の誕生から現在までの歴史やミクロの世界がどんなだか知ることができる。銀河の間を飛んだり、りんごの奥の奥の奥の隙間に入り込んだり自分の大きさがビュンビュン変化するみたいで楽しい。
H2Aロケットに使われているエンジンの実物が見れたり、宇宙ステーションの実寸模型に入れる。最高。童心に帰る俺。宇宙開発は絵空事じゃない。リアルなものとして感じられる貴重な体験。粒子加速器やニュートリノについての模型と解説には知的好奇心をビンビン刺激された。この2つの共通点は、どデカい装置を作って目には見えない小さい物について調べようとしているところ。
世界最大の粒子加速器は円周がだいたい山手線と同じくらいらしい。デカいな! さらに調べてみると建設費は1兆円くらいかかっていて、日本も138億円くらい出してるらしい。出してんな!
岐阜県にある、ニュートリノ観測のために建てられたスーパーカミオカンデ、まず、言わせてほしい。名前がかっこ良すぎ! スーパーナツメカンデにアーティスト名を変更したい。話がずれた。スーパーカミオカンデ、地下1000mにある。直径約39m、高さ約41m! 円筒形のタンクに1万3000個のセンサーが付いている。この装置を使って知ろうとしているのは、0.0000000000000001cmのニュートリノである。「え???」としか言葉が出ない。

