奥山由之による写真集『windows』が6月上旬に刊行される。
奥山由之は、第34回写真新世紀優秀賞を受賞した写真家で、2021年に『flowers』を刊行した際には、『VOGUE』(US版) に掲載された。また、米津玄師の『感電』やnever young beachの『お別れの歌』 のMVの監督を務めるなど、映像作家としても活動している。
『windows』は、不透明なガラス窓から透けて見える室内の日用品に着目し、コロナ渦の2年半にわたって撮影された、約10万枚の写真の中から724点を収載。黄土色の表紙には、「東京」の文字が浮かび上がる窓の写真が貼り込まれており、白色の布貼りが表紙の特別版は、500部限定で販売され、全冊に奥山によるサインが入る。