4月25日(金)に東京・シネマート新宿を皮切りに全国公開される映画『バースデイ・パーティ/天国の暴動』の40秒版予告編が解禁された。
同作は、オーストラリアのシンガーソングライターで、作家 / 脚本家 / 画家 / 俳優としても知られるニック・ケイヴ(Nick Cave)を中心に結成され、1970年代後半から1980年代前半に活動したポストパンクバンド「バースデイ・パーティ(The Birthday Party)」の軌跡を追ったドキュメンタリー映画。インタビュー映像やライブ映像を始め、メンバーの未公開プライベート映像やアニメーションシーケンスなどをフィーチャーし、6年間の軌跡をメンバー自身の言葉で辿る、バンド初の公認映画作品となっている。メンバーと長年の友人であるヴィム・ヴェンダースが製作総指揮を務め、監督は社会派映像作家として知られるイアン・ホワイトが担当した。音楽監修を務めるのは、バンドメンバーのミック・ハーヴェイ。


バースデイ・パーティは、1970年代前半に学校で知り合ったニック・ケイヴ、ミック・ハーヴェイ、フィル・カルヴァートによってオーストラリア・メルボルンにて結成されたバンド、ボーイズ・ネクスト・ドアを前身とする(活動途中に突如バンド名を改名)。「音楽は不快で、邪悪なものだ」という信念のもと、商業性を無視し、破滅的なライブを繰り広げたバースデイ・パーティは、アンダーグラウンドにとどまらない影響をもたらしたが、バンドは拠点をオーストラリアからイギリス・ロンドン、そしてドイツのベルリンへと移し、1983年に自滅(解散)した。



今回解禁された第2弾の予告編は、“RELEASE THE BATS”のライブ映像からスタート。「コウモリを放て、コウモリを放て、痛いに決まってる、100匹もスカートの中にいる、痛いに決まってる」という歌詞とともに、観る者を圧倒する攻撃的なパフォーマンスが繰り広げられる。
『バースデイ・パーティ/天国の暴動』

監督:イアン・ホワイト|製作総指揮:ヴィム・ヴェンダース
出演:ニック・ケイヴ、ローランド・S・ハワード、ミック・ハーヴェイ、トレイシー・ピュー、フィル・カルヴァート
2023年|オーストラリア|98分|原題:Mutiny in Heaven: The Birthday Party
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キングレコード提供 フリークスムービー配給
4月25日(金)よりシネマート新宿にて自滅ロードショー!
ほか全国順次自滅公開