韓国の民謡歌手イ・ヒムン(Lee Heemoon / 李熙文)率いるネオ民謡バンド・OBSG(オバンシングァ)が5月15日(木)に来日する。
イ・ヒムンは、韓国の無形文化財「京畿民謡」の歌い手として、伝統音楽を継承しつつロックやジャズなど多彩なジャンルの音楽を民謡にかけ合わせるオリジナルなスタイルで活動しているアーティスト。2014年にKBS国楽大賞の民謡賞を受賞し、2017年にはバンド・SsingSsingでNPRのYouTube番組『Tiny Desk Concert』にアジア人として初めて出演した。
10人編成のOBSGはイ・ヒムンのほか、NST & The Soul Sauceのベーシストとして『FUJI ROCK FESTIVAL』にも出演したノ・ソンテク(Noh Seon-teck)によるバンド・Heosongsewolと、2人組の歌い手・NomNomで結成。民謡をベースにレゲエ、ディスコ、ファンク、ロック、ブルースなどを融合したサイケデリックな楽曲を作り上げている。2023年に最新アルバム『SPANGLE』をリリースし、2024年にはドイツやフランスでの海外公演、そして初の日本公演を開催。12月に「Tiny Desk Korea」のYouTubeチャンネルに公開されたパフォーマンスは、インディーバンドながら45万回以上の再生回数を記録している。
今回の来日では、バンドサウンドに特化したイ・ヒムン含む6人編成の「OBSG 4BS」名義で、東京・青山の月見ル君想フが主催するイベント『カンカン キャバレー』に出演。競演に、初代桜川唯丸流の江州音頭で民謡 / 盆踊りムーブメントの中心人物となった中西レモンと、ブルガリアをはじめとするバルカン地方の民謡の歌い手・佐藤みゆき&シンガーソングライター / アレンジャーのあがさによるユニット・すずめのティアーズで構成されるスペシャルトリオ「中西レモン&すずめのティアーズ」が出演。さらに、コロンビアの民族音楽から生まれたラテン音楽のクンビアを基調とした9人編成のダンスミュージックバンド・DF7B、DJとしてルーツミュージックディガー / 文筆家の大石始が名を連ねている。
イベントチケットは月見ル君想フの公式HPとイープラスで発売中。タイムテーブルは後日公開される。
月見ル君想フ presents『カンカン キャバレー〜OBSG 4BS LIVE IN TOKYO〜』

日程:2025年5月15日(木)
会場:青山・月見ル君想フ
時間:開場 18:15/開演 18:45
料金:前売¥5,500円/当日¥6,500円(別途1ドリンクオーダー)
出演:
OBSG 4BS
中西レモン&すずめのティアーズ
DF7B
大石始(DJ)
チケット:
・月見ル君想フHP *4月4日(金)18:00〜
https://www.moonromantic.com/ticket
・e+ *4月7日(月) 10:00〜
https://eplus.jp/sf/detail/4305910001-P0030001
主催:株式会社ムーンロマンティックス
制作協力 : AJIMI