岡山県北部の12市町村を舞台に、9月28日(土)から11月24日(日)まで開催される国際芸術祭『森の芸術祭 晴れの国・岡山』の追加アーティスト及びアーティストと会場の組み合わせが決定した。
アートディレクターに美術評論家で金沢21世紀美術館館長を務める長谷川祐子を迎えた同芸術祭は今回が初開催。国内外の現代美術家をはじめ、写真家、映像作家、音楽家、ダンサー、建築家、デザイナー、華道家、料理シェフなど様々なジャンルのアーティストが参加する。
今回追加されたアーティストは、岡山県新見市在住の漆芸作家・加藤萌、美作市出身の陶芸作家・甲田千晴と、海外から参加するルシーラ・グラディン(Lucila Gradin)、マイケル・リン(Michael Lin)の計4組。すでに発表されていたアーティストと合わせて13ヵ国から39組が参加する。
作品展示エリアは津山城周辺(津山市)、グリーンヒルズ津山(津山市)、奈義町現代美術館周辺(奈義町)、満奇洞・井倉洞(新見市)、蒜山(真庭市)、奥津(鏡野町)の6つに分かれ、アーティストと各エリアの会場の組み合わせも発表された。奈義町現代美術館では坂本龍一+高谷史郎や磯崎新の作品が展示されるほか、同エリア内のシンボルロードでは森山未來が、すぱーく奈義ではレアンドロ・エルリッヒが出展。岡山県の天然記念物に指定されている全長約450mの鍾乳洞の満奇洞には蜷川実花、蒜山エリアのGREENable HIRUZENには川内倫子らがそれぞれ出展する。
9月1日(日)にはプレイベントとして蜷川実花の特別展示の開催も決定。明治42年に建てられた津山市の作州民芸館を会場に、同芸術祭の雰囲気を一足早く感じられるイベントとなる。
「森の芸術祭 晴れの国・岡山」(Forest Festival of the Arts Okayama: Clear-skies Country)
会期 2024年9月28日(土)-11月24日(日)
開催エリア 岡山県内の12市町村(津山市、高梁市、新見市、真庭市、美作市、新庄村、鏡野町、勝央町、奈義町、西粟倉村、久米南町、美咲町)
作品展示エリア
津山|津山城周辺エリア、グリーンヒルズ津山エリア
奈義|奈義町現代美術館周辺エリア
新見|満奇洞・井倉洞エリア
真庭|蒜山エリア
鏡野|奥津エリア
アートディレクター 長谷川祐子(キュレーター、美術評論家、金沢21世紀美術館館長)
主催 「森の芸術祭 晴れの国・岡山」実行委員会(会長:伊原木隆太 岡山県知事)
Webサイト https://forestartfest-okayama.jp
参加アーティスト 国外:18名/国内:22名(岡山:5名) 13ヵ国 39組 40名
国外アーティスト 順不同
レアンドロ・エルリッヒ(出身国:アルゼンチン 在住国:アルゼンチン/フランス)
アンリ・サラ(出身国:アルバニア 在住国:フランス)
キムスージャ(出身国:韓国 在住国:韓国)
リクリット・ティラヴァニ(出身国:アルゼンチン 在住国:タイ)
タレク・アトゥイ(出身国:レバノン 在住国:フランス)
ジェンチョン・リョウ(出身国:台湾 在住国:台湾)
ビアンカ・ボンディ(出身国:南アフリカ 在住国:フランス)
スミッタ・G・S(出身国:インド 在住国:インド)
オウティ・ピエスキ(出身国:フィンランド 在住国:フィンランド)
アシム・ワキフ(出身国:インド 在住国:インド)
ジャコモ・ザガネッリ(出身国:イタリア 在住国:イタリア)
ウメッシュ・P・K(出身国:インド 在住国:インド)
パオラ・ベザーナ(出身国:イタリア 在住国:没)
ムハンナド・ショノ(出身国:サウジアラビア 在住国:サウジアラビア)
エルネスト・ネト(出身国:ブラジル 在住国:ブラジル)
ルシーラ・グラディン(出身国:アルゼンチン 在住国:アルゼンチン)
マイケル・リン(出身国:台湾 在住国:ベルギー)
and more…
国内アーティスト 順不同
坂本龍一+高谷史郎/森山未來/川内倫子/蜷川実花/妹島和世/立石従寛/片桐功敦/AKI INOMATA/上田義彦/磯崎新/東勝吉/東山詩織/川島秀明/森夕香/八木夕菜/染谷悠子
地元アーティスト 順不同
太田三郎/杉浦慶侘/江見正暢/加藤萌/甲田千晴 and more…
チケット
鑑賞パスポート
一般:2,500円(前売) 3,000円(当日)
大学生・専門学生:1,500円(前売) 2,000円(当日)
単館鑑賞券
一般・大学生・専門学生:700円