果てとチークの舞台『はやくぜんぶおわってしまえ』が8月1日(木)から4日(日)まで、東京・小竹向原のアトリエ春風舎で上演される。
『くらいところからくるばけものはあかるくてみえない』が『第68回岸田國士戯曲賞』の最終候補となった果てとチーク。2023年に初演された『はやくぜんぶおわってしまえ』は、『第29回劇作家協会新人戯曲賞』の最終候補作となった。
同公演は、主宰の升味加耀の母校で実際に起きたミスコン中止事件をもとに、「生徒の性自認が揺らぐ」「外見で順位をつけてはいけない」という理由で、夏休みの前日に突然中止を余儀なくされた女子ミス・ミスターコンを巡る、高校生たちのある1日を描いている。

作・演出を務めるのは升味加耀。出演者には升味のほか、川村瑞樹、くれみわ、中島有紀乃、宝保里実(コンプソンズ)、山田遥野(青年団)が名を連ねている。
公演期間中にはアフタートークも予定されており、8月2日(金)15時回には中島梓織(いいへんじ)と野花紅葉(モミジノハナ)、8月3日(土)13時30分回には水上文(文筆家・批評家)、8月3日(土)18時回には長田育恵(てがみ座)、8月4日(日)13時30分回には大池容子(うさぎストライプ)がゲストとして参加する。