男性同性愛を禁じた第二次世界大戦後のドイツで不条理な迫害を受けた主人公ハンスを描いた映画『大いなる自由』の公開を記念して、Bunkamuraル・シネマ渋谷宮下で『刑法175条』が再上映される。東京での上映は9年ぶり。35mmプリントで上映され、日時は 7月21日(金)、22日(土)、23日(日)の各日18時からの3回限定。
22日の上映会ではジャーナリスト・作家である北丸雄二、クィアの作家による作品を取り扱うノーマルスクリーンの秋田祥によるトークショーも開催される。
『刑法175条』は、ナチ政権下で強制収容所に送られながらもかろうじて生き延びた人へのインタビューから同性愛が禁じられていた当時の状況を克明に描き出すドキュメンタリー映画。